セキスイハイムの家つくりは8割工場で行われます。鋼鉄製ユニットにバス、トイレ、キッチン、階段、電気系統のケーブルまで取り付けられ、内装の石膏ボードが取り付けられた状態で工場から出荷されます。

ユニットは3重に梱包され、保管・運搬されます。

現場は基礎が完成し、水道工事、快適エアリー(床下利用空調設備)設置工事が完了し、準備万端。

ユニットの据付は重機(クレーン)を使用して据え付けられるため、重機が入れる程度の道幅と、クレーンで据え付け出来る場所(竿旗地は施工不可)でないと出来ません。そのような土地の場合はお断りしているようです。

私達のユニット据え付け日の天気予報は曇りのち雨。雨が降ったら据え付け延期となるそうです。(その場合何週間か順延されるそう)私達はぎりぎり天気が持ちそうでしたので、決行となりました。

AM9時に最初のユニットが到着。手際よく吊り具を取り付け、重機で据え付け開始。据え付業者はハイムの据付工事を専門に行っており、施工にも不安はありません。

道路から遠い場所からユニットを順次据え付けていきます。私達の家は全12ユニット。1階部分をすべて据え付けて昼休憩となりました。

午後から作業再開。バルコニー含め、2階部分を据え付けていきます。

セキスイハイムの特徴でもあるステンレス折板屋根も重機で荷揚げされて取り付けられます。

PM3時には重機作業が完了。この時点で1次防水まで完了しています。通常の建築方法だと部材が雨に濡れてしまうことがありますが、セキスイハイムのユニット工法は据え付けしてその日に玄関の鍵を閉めて作業終了。当然窓も付いている状態なので、雨はもちろん防犯面も安心です。

据付作業完了後は電気工事が行われ、PM5時過ぎにはその日の作業完了。ちょうどそのころに雨が降り出しましたがもう防水工事が終わっているので安心です。

据付工事が終わると内装工事。最初は石膏ボードにところどころユニットの柱が見えて完成形がイメージが出来ませんが、差し入れついでに中を見学させてもらうと床が張られて、クロスが張られてと自分たちが決めてきたものが形になっていき、イメージ通りだ!とか、んー、ちょっと違ったなとかそんな楽しみがありました。注文住宅ならではの楽しみだと思います。

私達は素材感を大切にしてインテリアをコーディネートしてきました。特にリビング廻りを重視し、床材は挽板(表面2mm無垢)、TVボード、カウンターデスクの造作家具、リビングドアは突板となるべく木のぬくもりを感じられるようにしました。特に床材は部屋の雰囲気を大きく変える要素なのでこだわりがある方は良く吟味することをお勧めします。(私達は朝日テックという会社のライブナチュラルプレミアムのブラックチェリーを採用しましたが経年変化で色合いが変わり、とても気に入っている点です)

基礎工事の件で検査担当が厳しく検査してくれたおかげで木工工事は大きな不具合なく無事完工となりました。