僕の独断と偏見ですが、見積もりや打ち合わせを行ったハウスメーカーについて批評してみたいと思います。

 

あんまり参考にしてはいけませんよー

 

我が家はヘーベルハウスの見学がきっかけで家造りが始まりました。

 

①重量鉄骨のヘーベルを見て

②軽量鉄骨のセキスイハイムも見て

③木造パネル工法のミサワホームを紹介してもらい

④親戚や同僚からから一条工務店をすすめられ(2×4工法)

⑤木造でおしゃれ感のある住友林業を見てみたかった(ビックフレーム工法)

 

といった流れでハウスメーカーを見てきました。

 

家造りで一番重要視したのは耐震です。

 

我が家は南海トラフ地震で被害が出る可能性のある土地で、僕は職業柄地震があった場合は家に帰れない可能性があります。

 

せめて家だけは地震が起きても倒れずに住める状況であってほしいのです。

 

単純に鉄骨=頑丈という発想で最初は鉄骨造の家を考えてました。

 

ということで各社の批評いってみましょう!!

 

へーベルハウス

僕が家づくりを本格的に考えるようになったきっかけを与えてくれたハウスメーカーです。アウトドア雑誌とのコラボレーショングッズに惹かれて展示場に行き、最新の設備や間取りに驚き、そこから一気に家づくりにのめりこみました。

さて、へーベルハウスの特徴といえば、重量鉄骨、へーベル板、高価格ですよね(偏見)

 

重量鉄骨の造りは、すごかったです。築30年のお宅の見学会に行ったのですが、家のゆがみや床のきしみはまったくありませんでした。頑丈そのものといった印象。へーベル板が側面だけでなく床も天井もぐるっと囲んであるのです。フローリングの下にもヘーベル板が入っているのでジャンプしても、一切揺れなかったです。

 

頑丈さは折り紙つきだと思います。

 

で、耐震に関してですが、ヘーベルハウスは制震デバイスというものがあります。これは地震の揺れを熱エネルギーに変換して揺れを吸収するというもので、実験映像では厚い鉄板のような制震デバイスがぐにゃぐにゃ曲がっていました。

 

他社にも似たような装置はあるが、ヘーベルは一歩先を行っているようなことを言っていましたが、よく覚えていません(汗

 

鉄骨はしなりがないので家が揺れやすく、倒れなくても内装に影響が出やすいことに対する措置なのでしょうか?どちらにせよ鉄骨+制震デバイスは魅力ではあります。

 

さて、そんなヘーベルハウスにも弱点があります。

 

高価格!!

 

もそうですが、

 

断熱性

 

も指摘されているところです。鉄骨である以上ヒートブリッジは避けられません。

 

これはヘーベルも分かっているようで、断熱性の説明にも力を入れていました。

 

ヘーベル板を火で30分あぶる実験や断熱材のネオマフォームの厚さ等様々なデモンストレーションをしてくれました。

 

断熱材をコンセント部分にも入れてます!他社は入れてないので風が入ってきます!みたいなことを盛んに言っていました。

 

断熱材も種類や施工方法によって性能が変わってきますので、これを使ってるから大丈夫とは言えません。

 

ヘーベルの家が寒いのかは実際に住んでみないと分かりません。寒いという意見もあればそうでもないという意見もありました。

 

ただ、高気密高断熱で低燃費住宅を打ち出しているウエルネストホームと資本業務提携をしたことを考えると、断熱性はやはり弱くそれはヘーベルも痛感しているよいうことは言えるのではないでしょうか。

 

 

高価格に関しては、営業さんから言ってきました。

 

「うちは高いですが、その代わり製品には一切抜かりはありません。逆にローコストメーカーなどは材料のコストをギリギリまで削ってきます。どこかに不安があります。」といったことを説明されました。

 

そんなへーベルハウスの気になる見積もりですが、延べ床面積33坪で、建物本体2600その他で1200計3800万でした。そこから値引きもしますとのことでしたが、へーベルの値引きは数%とのことだったので、そこまで大幅な減額は望めないと思います。

 

3時間ぐらいヒアリングしたにもかかわらず、収納の少ないことや間取りの提案がいまいちだったこと、外観がまったく好みじゃなかったこと等があり、へーベルからは撤退しました。

キャンペーン中で模型を作って頂きましたが、皮肉にもこれのせいでヘーベル熱が冷めることに…

 

また担当の営業さんがぐいぐい攻めてくるタイプで、これも撤退した大きな理由です。

 

我が家の建設予定地は地盤がよくなく、当初鋼管工法で改良を提案されました。見積もり320万でした。相見積もりをとり、他工法でも支持力担保できるよいうことで減額できたのですが、重量鉄骨の家を建てるとなったら、どうなっていたか分かりません。

 

ヘーベルを検討されている方は見積もりの検討前に地盤調査をしてもらうことを強くお勧めします!!

 

以上僕の独断と偏見によるヘーベルハウス批評でした。

 

くれぐれも、僕の独断と偏見です!!

 

次回はセキスイハイムと一条工務店について書いてみたいと思います。