さて今回を最終話にしたいと思っておりますローンのお話。

 

前回の記事でめでたく融資が決定したわけですが、

今回は予告通り、

 

「固定か変動か」

と、

「手続き」

 

についてです。

 

「固定か変動か」

 

これはもう住宅ローンにとっては永遠の課題といっても良いでしょう。

 

金融の専門家ではないので、詳しくは書けませんが、我が家がどうやって選んだかを書こうかと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

大まかに分類するとこうなります。

 

固定:

金融機関独自の長期金利固定ローン

住宅金融支援機構のフラット35

 

中間:

金融機関独自の短期金利固定と変動金利を合わせた様な形のもの

 

変動:

金融機関独自の変動金利を採用したもの

 

 

更に私が感じたそれぞれの特徴、利点欠点を見ていきましょう。

 

 

<金融機関独自の長期金利固定ローン>

特徴: 金利は金融機関によって様々。経済情勢など様々な要因によって決定されている。ここのところ金利は底を打っている状況であるため、一考の価値ありと判断したが、、、。

利点: 上記の通り。タイミング的には良いかも。金利が変わらない安心感がある。

欠点: 特にないが、やはり変動と比べると、当初の返済計画では総額が50万円から100万円ほど多い。

 

 

<住宅金融支援機構のフラット35>

詳しくはこちら

https://www.flat35.com

https://ja.wikipedia.org/wiki/フラット35

特徴: 多くの人が選んでいるそうなこの商品。我が家にとってはなかなかの曲者でした。利点欠点から見ていきましょう。

(wikiからの抜粋に突っ込みます。)

利点:
  • 金利が長期固定。←当然ですねw
  • 返済期間が最長35年。←他のとこも大体そんなもんw
  • 保証料が不要。←その分金利高めw
  • 繰上返済手数料が不要。←最近はどの金融機関もそのくらいのサービスしとるわw
  • 適合条件を満たせば借り換え利用、別荘の購入も可能。←上に同じw
  • 団体信用生命保険の加入が強制ではないため、既往症で保険加入が認められない者でも申込できる。←逆に返せなくなった時が怖すぎるw
  • 財形住宅融資などの機構直接融資や民間金融機関の住宅ローン(抵当権第二位以下の設定が可能なもの)などとの併用が可能。
  • 住宅金融公庫の直接融資や住宅ローンなどからの借換利用も可能。(『経済危機対策に基づく平成21年度補正予算』成立に伴うもの)

 

利点がほとんどありませんなあ、、、。

 

欠点:これもwiki を参照していただければ大体わかります。

最も我が家にとって気になったのは、融資には建物の性能に関して一定の条件があると言うこと。

(オール電化など先進的な技術を搭載していれば「S」なる商品も選べます。)

これはすなわち、設計に首を突っ込んで来ると言うこと、、、。

 

自由な設計を主眼においた我が家にとってはありえない話。

 

軽く計算しましたが、

適合条件のためにいらない設備を付け工事費を増やし、金利を安くする。

と、

金利が高いまま、いらない設備を省き工事費を安くする。

 

これ、総額ほぼ同じです。

 

私の考えではフラット35は、思うに、

建売住宅の購入や型があるハウスメーカーでの注文住宅に向いています。

設計事務所や工務店での新築には向かない。

 

 

<金融機関独自の短期金利固定と変動金利を合わせた様な形のもの>

特徴: 固定金利選択型と言われ、当初3年、5年、10年などを選択でき、そのあとは再び固定か、変動にするかを選択できると言うもの。

利点: 情勢を読む力があれば利点は大きい。

欠点: 利点の逆。知識がないとなかなか手を出しづらい商品。また切り替え時手数料がかかる可能性があるので確認が必要。

 

 

 

<金融機関独自の変動金利を採用したもの>

特徴: その名の通り金利が変動しますよって商品。5年に1度くらいの頻度で金利見直しがあります。金利が上がってしまった場合は、月々の返済額が増えるのではなく、返済期間が伸びる様に決まっている様です。(増加幅には上限があり、急にものすごく上がることはありません)

利点: やっぱり金利が低く設定されている場合が多く、当初の返済計画では最も安い金額になります。現在では底を打っている状況なので尚更です。

欠点: これも利点の逆。そこを打っている状態ということは上がる可能性が大きい。

 

 

 

 

さてざっくりとですが、私の場合この様に感じました。

 

で、我が家がどれを選んだかというと、、、、、。

 

 

、、、、。

 

 

 

『変動金利型』じゃ!!!

 

 

これはねえもうねえ理屈じゃないんですね、、、。

 

今がいいからいいんじゃない?ていう楽天的な性格と、

これから仕事どんどん頑張るっていう自信と、

これ以上人類の経済って成長し続けるの?ていう懐疑心が、

 

そうさせました。

 

あ、それと、ろうきんさんの場合ですが

 

変動金利がめっぽう低かったのと、

変動から固定にするのには手間がかからないことと、

繰り上げ返済が1円からでき、その手数料がかからなかったこと、

 

それらも加味しました。

 

(どんどん返すぞ〜)

 

皆さんもご自身の性格と将来性を加味して選択したら良いと思いますよ!(適当ですみませんw)

 

 

 

 

 

では、

「手続き」

の話に移ります。

(すでに長文なので短めにします。サッとご覧ください)

 

実際に金融機関にて手続きした内容ですが、まあ面倒でした。何度も金融機関に足を運ぶことになります。

ハウスメーカーさん経由で手続きするともっと楽かなと思いますね。

 

流れとしては以下

 

 

本審査通過

団信の契約

土地の売主を交えて金銭消費貸借契約

同時に不動産屋に仲介手数料の支払い

土地の登記

工務店、設計事務所と契約

工事費1回目支払い金銭消費貸借契約

工事費2回目支払い金銭消費貸借契約

建物の登記

火災保険契約

住所取得

残り借入金の金銭消費貸借契約

工事費3回目支払い

手続き完了

 

ほぼ毎月の様に家のことで何かしらの契約をすることになります。関わる人間も増え、とにかく忙しい。

並行して設計や施主支給のことについても考えなくてはなりません。ああ忙しい。

ゆったり設計について考える時間がもっとあればなあと少し後悔。

 

✅設計料は合計二百五十万円ほどでしたが、工事完了までのおおよそ1年の間で、自己資金から分割払いにしてもらいました。

✅最終の金銭消費貸借契約までの借り入れ分にも金利適用の利子がつきますので、1回目は少なく、最終にまとまって借り入れできる様に工務店と交渉して納得してもらいました。工務店次第だと思います。切羽詰まっている工務店は、最初に全部くれって言うかも、、、。

✅登記や確認申請は常にギリギリのタイミング。スケジュール管理はとても大切です。工期が伸びると、中間契約の利子の返済も増えます。

✅火災保険は金融機関のものが少し安いですが、申請が間に合わず別の会社のものに、、、。(スケジュール管理ミス)

✅手続き完了後はあっさりしたもんで、金融機関の担当の方はもう会うこともないでしょうって感じでしたw

 

 

駆け足ですがざっくりとこんな感じです。

これで晴れて借金まみれになったことになりますw

通帳には、手にしたことのない大金の記録だけが残ります。夢だったのかしら、、、。

 

 


今回のダメージ:

一瞬で大金が右から左へ消えて無くなる様をみて、みんなドロボーに見えて来る。

住宅設備の雑誌などを見てそんなの事実はなかったのだと、記憶喪失を装いましょう。


 

 

 

次回は土地選びについて書きますよ!

(やっと)

 

 

続く!