ども。
前回、棟上げについて書かせて頂きましたが、
たしかに家そのものは棟上げと同時に建ちます。
窓を閉めて、戸締まりをして当日は終了という、
ものすごいスピードで家が建ちます。

ところが、当然、内装や外構部分は翌日から工事が開始されます。
見た目には出来上がっていますが、
住めるようになるのはこれからという段階ですね。

だいたい棟上げから引き渡しまで、
3ヶ月〜4ヶ月、場合によってはもうちょっとかかるかもくらいです。

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途中で見学に行けば、
作業しているところを見られますし、
現場監督さんから途中経過の状況含めた説明会みたいなのを、
家の中まで含めて実施してくれたりします。

この途中経過のタイミングで家のなかにも入れますが、
まだ壁紙も貼っておらず、電気もなく、なおかつ外には工事用のシートがかかっていたりするので、
実際に住み始めるときと比べると、「暗いかな」という印象を受けるかもしれません。

なかなか工事中の様子は見る機会がないので、
あっちこっち触って写真を撮っておくといいと思います。

工事が進み住み始められるようになってくると、
家の各設備について使い方やメンテナンス方法など、
現場監督さんが教えてくれる日がやってきます。
ここまでくると引き渡し直前といった感じです。

太陽光発電のパネルの見方や、蓄電池の操作パネルについて、
エコキュートの使用方法やキッチンの使用方法、
浴室乾燥機の説明などなど、
導入した設備1つ1つを丁寧に説明してくれますが、
おそらく必要になるのはもうちょっと後なので忘れないように、
この日はビデオカメラを持っていって撮影しておくといいです。
記念にもなりますしね!

そしていよいよ引き渡しです。
ここで初めて営業担当さんから我が家の鍵を渡してもらいます。
それまで建築工事用に使っていた鍵は使えなくなり、
正真正銘、自分たちの専用の鍵を受け取るわけです。

ちなみに、この引き渡し日をもって、
ローンの金利が決まります。
フラット35などで組んでいるかたは、この日の金利が適用され、
以降ローンとして支払っていく金額になります。

契約日でもなく、引っ越した日でもなく、工事が完了した日でもなく、
あくまで引き渡し日なのでご注意ください。

そして引き渡しがすめば、次は引っ越しですね。
今の家から新築の我が家への引っ越し。
引っ越しだけで無く、インターネット回線の工事やテレビの工事なども必要。
これをしないと、モノだけあってインターネットもテレビもない生活になります。

セキスイハイムの場合、
事前に引き渡し後に工事が入るようNTTなどから案内をもらえるように、
手配してくれるオプションがあります。
任意なので、引っ越し後目指して自分たちでやりますという場合は、
これに申し込まなくてもいいですし、
めんどうだからもうこの際お願いしておこうっていうのもありです。

また、引っ越し前に回線工事だけお願いしておくのがおすすめです。
引っ越したら当日からインターネットやテレビが使えます。
我が家もそうしました。

順番でいうとこんな感じです。

工事完了

引き渡し

インターネットとテレビ工事

引っ越し

住み始める

鍵を受け取った日から引っ越し当日まで、
今後は引っ越しの準備でばたばたすると思いますが、
新しい家での生活が待っていると思うとその作業も楽しくなると思います。

引っ越しのばたばたに巻き込まれて、
重要書類などをなくさないように注意しましょう。
これなくすと大変めんどうなことになります。
特に長期優良住宅の証明書などは、確定申告の際に必要となりますので、
その日が近づいて「あれ?どこやったっけ?あれ!?」みたいなことになると、
非常に非常に困ります。

大事な書類は必ずひとまとめにして、
どこにあるか把握しておくようにしましょう。

では、また!