木の香りいっぱいの、世界にたった一つだけのこだわりの我が家。

1級建築士の私と材木屋兼工務店を経営する旦那さんが建てた、家づくりのストーリー。

まずはお家ができるまでの工事の流れを日記形式でご紹介します。

ハウスメーカーで建てる場合との違いを比べてみると面白いかもしれません。

2017.6.30地鎮祭

神主さんから指定されたお供え物を用意しました。

海の物、山の物、酒1升、米1升、塩、水、笹竹4本、荒縄です。
工事中の安全をしっかり祈願してもらいました。
あとは工事のスタートを待つばかり。
2017.7.6丁張り(ちょうはり)作業
梅雨の合間の良いお天気。しかも、大安。
 丁張りとは、工事が始まる前に、建物の位置決めや基礎の高さを出すために作られる仮囲いの事です。
A3図面の世界を飛び出して、いよいよ現実の形になっていきます。
ワクワク、ドキドキ。
2017.7.10根切工事
日中はまさに猛暑だった日。
基礎屋さんが根切り工事に入ってくれました。
 根切り工事とは、コンクリート基礎を造るため家の形に土を掘る工事です。
事前に地盤調査をして、ベタ基礎のみで問題ない結果になりました。
ここがお風呂だね~とか、リビングのここら辺がテレビだね~とか息子と話しながら楽しく写真を撮りました。
2017.7.11砕石工事
根切り工事で掘った、基礎の下になる部分に砕石を敷き詰めます。
敷き詰めた後は基礎が沈みこまないように、しっかり転圧して締め固められました。
2017.7.12基礎工事の捨てコンクリート打ちと防湿フィルム張り
 地鎮祭の時に神主さんからいただいた鎮め物をお家の中心に置いてもらいました。

 

2017.7.13基礎型枠工事

コンクリートを流し込む型を設置します。

学校から帰ってきた子供達。

『青い板もお家になるのー?』
 違うよー、プリンの型みたいにコンクリート固まったら取っちゃうんだよ、って言ったら、なるほどー、って。
わかったかしら(笑)
2017.7.14基礎配筋工事

今日、基礎の中の大事な「骨組」である鉄筋を組む配筋工事が始まりました。

この直径13ミリの鉄筋を現場で一本一本機械で折り曲げて寸法通りに組んでいきます。

コンクリートの中に隠れてしまいますが、お家の耐力を確保するためにとっても大事な部分です。

2017.7.15梁製材
 リビングの吹き抜けの梁4本を旦那さんの製材工場で製材してもらいました。
周りの不要な部分を切り落としてもらうと、マグロで言う美味しそうな大トロ部分が出てきました。

2017.7.15基礎配筋工事②

鉄筋がだいぶ組み上がってきました。

鉄筋のピッチは15㎝間隔です。

長期優良住宅の仕様なので、通常より細かく入れて、より頑丈な基礎を作ります。
コンクリートのかぶり厚さを確保するスペーサーも入りました。