間取りを作るのは実に楽しい作業でしたが
所詮素人のお遊び、最終的なプランにはほとんど影響していません。
実際に役に立ったと思うのはエクステリアとインテリアのイメージパースです。

家づくりを考え始めた当初、例えばインテリアはダークブラウンを基調としたシックなイメージが好みでした。
ところが実際にモデルハウスを見て回るうちにそれだと家の中が暗くなる事に気が付いて路線変更していくことになります。
そんな時に便利だったのが3Dパース機能。
床や壁、ドアや調度品の仕様を簡単に変更する事が出来、しかも色々な角度から自由自在にシミュレーションが可能。
もちろん最終的には実際の部材を確認しながら仕様を決めていく訳ですが
事前に色々なパターンを試して好みや方向性を明確にしていく事が出来たと思います。

それとは別にこんな家に住みたいな~♪と妄想するのも非常に楽しかったですけどね。
予算や実用性を無視して床をタイル張りにしたりアクセントウォールや腰壁を作ったり。

最初はバラバラで漠然としたイメージだった各要素が実際に形作る事でだんだんとまとまってきました。
内外装それぞれのパーツの好みを寄せ集めただけでは全くまとまりのない家になってしまいがちです。
バランスをとって全体をコーディネートしていくのには図面や間取り図だけではなかなか難しくて
メーカーにも何回かパースを作ってもらっていますがイメージの細かい調整をするのに非常に便利でした。

インテリア

家具のイメージはある程度固まっていたのでそれに合わせて床の色を検証してみたりアクセントウォールを色々試してみたり、
壁が白1色だと単調でつまらないかと思ってドアの色を変えたりしてみました。
垂直面に色を入れるのはけっこう難しくてアクセントと言いつつ目障りになってしまう事もあり結局白でまとめて無難な方向になってしまいましたけど。

エクステリア

外装色も色々試してみました。
当初の好みだった南欧風や北欧風、ダークカラーに2トーン。
そして屋根の形も切り妻や寄せ棟に片流れ等。

当時太陽光発電を熱心に勧めてくるメーカーがあったので
仮にパネルを乗せるとどんな屋根形状にするか?違和感のない瓦の色は?

実際は形も色も選択肢はあまり無かったのですが
自分でシミュレーションしてみて出来る事とそうでない事もそれなりに納得できたと思います。

また、メーカーが作ってきたプランを再現して自分なりにアレンジを加えたりカラーバリエーションを考えたりも。

最終仕様を出来るだけ忠実に再現して3D化しておくのも記念になるかもしません。

続く