こんなに暑い真夏の今日なのに、こんなテーマで申し訳ありません。今年の冬にでも、ご参考にしていただければ幸いです。

高気密高断熱だった”仮住まいのマンション”では 窓はびっしりと結露していました。ましてや、20年間住んできた以前の家では家の中全てが結露していたと言っても過言ではありませんでした。
冬の結露の象徴的な存在の 窓の結露ですが 果たしてどこまで問題となるでしょうか。
結露=カビやダニの発生が問題となります。
もちろん カビやダニは人の健康や財産の劣化などに直接的なダメージを及ぼすので 極力避けなければいけないと言うのはみなさんの意見の一致するところでしょう。
ではカビの発生条件とは何でしょうか
* 温度=20~30℃です特に25℃前後で活発に発生
* 湿度=相対湿度が65%以上で発生 特に80%以上でひどくなる
* 栄養=カビはタンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪、無機塩類等でできておりこれらを作り出すための養分が必要
窓の結露を改めて見てみると 確かに窓ガラスは温度と湿度の影響は受けますが 窓ガラスそのものは養分をカビに提供するものではありません。
よく掃除されたガラス窓であれば 結露をしているからといって ガラスそのものがカビの発生場所にはなりません。
窓に関しては パッキンにたまった埃やカーテンが湿ってしまった場合にカビが生えることになります。

 

したがって窓ガラスの結露の問題は、埃がつかないように掃除をして 早朝に結露した場合には水分を拭くことで 防止できます。
またカーテンが結露に触れて濡れないような工夫も必要になります。
逆に窓の結露(の効能)は 空気中の湿度が上がりすぎることを防止し、 家の中の繊維製品や壁の外側や内側 その他あらゆるものに発生するカビを若干なりともコントロールしているのではないかと思います。
例えば押入れにも結露が発生しますが よほどひどくなければ発見が困難で 手入れや対策も遅れます。
被害が発生して初めて気がつく押入れの中の布団や衣類のダニやカビは健康や経済的損失も大きくなります。
窓の結露であれば(それはそれで面倒ですが)安価な結露取りワイパーで簡単に掃除ができます。
20年間住んできた家は カビとダニのオンパレード 「世界の博物館」のような家で ダニに刺されたりアレルギーが出たりで とてもこのまま老後を迎えることができない代物でした。
おまけに友人から頂いた大事な絵にまで 青カビが発生(どこかにしまいこんでいたわけではなく 壁にかけていただけですよ)
大枚6万円をはたいて修復を余儀なくされました。
さてサラポカのカタログ上のスペックは下記となっています。
2017年の5月に完成した我がサラポカの家は どんな快適な家になったでしょうか!
季節 外気 室内
32度/69% 27度/52%
7度/65% 20度/35%
さらぽかは、夏の健康だけでなく 冬の健康にも大いに役立ってくれました。