さて、前回は完成見学会における私の【見ているポイント】を紹介しました。

今回は実際のハウスメーカー選定です。

 

完成見学会を真剣に見ていると、良いと思える好みのハウスメーカーを絞り込めて来ます。

私の場合、完成見学会を見て、【デザインならこのメーカー、断熱・気密ならこのメーカー、トータルバランスではこのメーカー】と土地選定の時点で3社程に絞る事が出来ていました。完成見学会での情報収集の重要さが出ていますね。

あらためて今まで集めた情報を奥さんと共有してみます。

奥さんの重要視する所は、「価格とランニングコストと生活のしやすさ」だそうです。

試しにデザイン性が高いと思っているメーカーの建てた家が載っている雑誌を見せて見ましたが、「格好良いけど住みにくそうだからいや・・・」との回答でした。

珍しく夫婦の意見が一致しました。

 

そんなタイミングで候補の【高気密・高断熱】の家の完成見学会が行われました。

ハウス・オブ・ザ・イヤー受賞の高性能住宅メーカーです。

暖房はヒートポンプ温水パネルヒーターを標準装備としていて、真冬の完成見学会では家中の温度差を感じる事無く快適な室内環境を作るメーカーさんです。このメーカーさんの家で高断熱・高気密住宅の素晴らしさを知り、低温水パネルヒーターの快適さを知りました。室内の温度差の無い24時間暖房は乾燥感も無く快適そのもの!夏場の完成見学会でも外気温の影響は少なく快適な室内環境を感じることがでしました。さらに光熱費の圧縮も魅力のメーカーです。

そんなメーカーさんの見学に行くと社長自ら案内してくれました。

今回の家は平屋の家、【パネルヒーターの配置、北側天窓採光、室内エコキュートタンク(省エネ)、半地下収納、基礎断熱、W断熱工法、地中熱基礎冷暖房、トリプルガラス&樹脂サッシ・一種換気】等々メーカーのこだわりも多岐にわたっていました。

社長の方針が、「高気密・高断熱住宅は暖房もセット!!暖房の提案も出来ないようじゃ駄目!!」
だそうで・・・この構成が工務店の標準暖房となっております。

この家の間取とデザインはオーソドックスながら使いやすそうな仕上がりで好感がもてました。さらに住設も中々のグレードが標準装備!造作棚はサービスとの事!

正直高いと思っていたので、今まで坪単価を聞いたことがありませんでしたが、坪単価を聞いてみると・・・何と予算内!!

このメーカーさんで建てたいと本気で思いました。

帰宅後、奥さんにこのメーカーの事を伝えると興味津々!お互いの理想はこのメーカーさんではないか!と思い高断熱・高気密のメーカーさんで本格的に検討をおこなう事となりました。