50代主婦のねこです。
雪国で夫婦2人で暮らしています。
2017年に地元工務店で建て替えをしました。

私たちが建て替えで最も優先したことは、「暖かい家にすること」です。
そのために、高気密・高断熱に自信を持っている工務店に依頼しました。
おかげで、真冬でも家じゅう暖かく、快適に過ごせています。

→ 寒い家からの脱却!工務店選びの基準と決め手

実際に1年間住んでみて感じたことは、「冬暖かい家」は「夏涼しい家」でもあるということでした。
しかも、1台のエアコンで全館ほぼ均一の室温と湿度なので、不快感を感じずにすみます。

冬は・・・

1階の床下エアコン1台で家じゅうほぼ均一に暖めてくれます。
特に、リビング・ダイニングなどの居室⇔浴室・トイレとの温度差がないのが本当に快適です。
血圧上昇やヒートショックの心配もなくなりました。

床もほんのり暖かく(無垢床です)、裸足で過ごせることも多かったです。
朝も、寒くて布団から出られないということがありませんし、寒さのために活動が億劫になることがないので、活動的になりました。
断熱玄関ドアも効果があるようで、来客に「玄関も寒くないね」と言われました。
(半面、家の中に涼しいところがないので、野菜や花などの保管場所に困ることもありましたが。)

結露も全くと言っていいほどありませんので、カビも今のところ見られません。
旧居では、浴室・サッシ・押入れ・家具の裏などなど、あらゆる場所でカビに悩まされたので、夢のようです。

夏は・・・

猛暑日に外から帰ってきて、玄関に入ったとたんに涼しくてほっとします。
早く家に帰りたくなります。
また、旧居では階段を昇っていくとむっと暑苦しかったのですが、今の家ではむしろ2階の方が涼しく気持ちが良いことに驚きました。
というのも、夏は2階ホールに設置したエアコンを稼働させているからです。

階段や吹抜けによって空気が循環しているので、1階も涼しくなります。

湿度も70%を超えることがなく(50~60%台)、寝苦しいということは皆無です。
熱帯夜に気づかず、翌朝のニュースで初めて知って「え~夕べ熱帯夜だったんだ!」と驚いたことがありました。

エアコンを運転させる時期は、24時間ずっとつけっぱなしです。
エアコンは、室温が低い状態から設定温度まで上げるときにパワーを使うので、断続運転より連続運転の方が効率が良いということです。
ただ、温度設定は、外気温や室温を見ながらこまめに変えています。
できるだけ電気代がかからない深夜電力も有効活用できるように設定しています。