検討したハウスメーカーたち

家づくりのために、情報収集ほぼゼロ状態からいろいろなハウスメーカーの住宅展示場を見始めた我が家。
家づくりのはじめの一歩は・・・住宅展示場!

少なくとも一度は住宅展示場に行き、営業担当者とコンタクトを取ったハウスメーカーは以下となります。
※コンタクトを取った順に書いています。

  • 積水ハウス
  • へーベルハウス
  • 地場のハウスメーカー
  • 一条工務店
  • セキスイハイム
  • トヨタホーム

合計6つ。少ないですかね?

最初はほんとにコレと言った条件もなく、駐車場で車を停めた場所から近かった積水ハウス、ヘーベルハウスから見に行ったという、我ながら途方もないほどの計画性のなさ・・・。ただ見ていく中で自分たちがどういう条件を求めているかがだんだんハッキリしていき、後半はその条件に合致しそうなハウスメーカーをピックアップして見に行くというように変化していきました。

ハウスメーカー選定で重視したポイント

工法も規模も価格帯も違ういくつかのハウスメーカーを見ていくうちに、自分たちの中で明確になってきたポイントは3つありました。(予算や価格帯については大前提なので割愛します)

  • 耐震性

これはもう当然と言いますか、いろんな大震災の可能性がささやかれているご時世ですから・・・。
「とにかく頑丈な家を建てたい!」
という思いは早い段階から明確でした。

で、素人なりの情報収集の結果・・・。
大手ハウスメーカーなら大丈夫!!
という乱暴すぎる結論に至りました(;’∀’)

もちろん小規模なハウスメーカーや工務店、建築事務所なんかでも、法令で定める耐震基準はクリアしているわけですが、それを上回る安心感が欲しいと私は思いました。なので、各社競い合うように耐震性向上に注力している大手ハウスメーカーの方が、家自体の頑丈さはやはり担保されているだろうと思ったのです。大手ハウスメーカーは価格帯も高くなりますし、その高価格の要因には広告宣伝費や豪華な展示場の建築費・維持費、さらにはネームバリューなど、「家」そのもの以外のものも多く含まれるとは思います。でも大手だからこそ、耐震性の研究にもある程度のコストをかけられるという側面もあり、それが家自体の頑丈さに還元されているのであれば、価格については納得感はあると感じたわけです。

一方で耐震性を実現するための「方法論」にはあまりこだわりがありませんでした。各社いろいろな工法で耐震性を高めていますが、実現できる耐震性が同程度なのであれば実現方法は何でもいっか!という考えでした。

  • 気密性・断熱性

これは「冬でも暖かい家」に住みたい!という理由からです。
もともと我が家は新築で購入したマンション暮らしでしたが、(少なくとも最近の)高気密&高断熱のマンションというのはとにかく冬暖かいんですね。南向きだったということもあり、冬でも暖房いらずの暖かさ。それに慣れ切っていた私たちなので、戸建てに住み替えることで冬が寒くなるのは避けたいなと・・・。また、同居予定の夫両親ももう高齢で寒さがこたえる身なので(建て替え予定の築40年の家は、冬は極寒でした)、次は暖かい家にしてあげたいなという思いもありました。
というわけで、「高気密&高断熱で冬暖かい家」を実現できるハウスメーカーというのが条件の1つとなりました。

耐震性と同様に気密性・断熱性についても、Q値・C値として明確に数値が示されている大手ハウスメーカーに自然と選択肢は絞られました。が、耐震性と比べると、この気密性・断熱性への注力具合は各社バラつきがありましたね。アピールポイントとして強力プッシュしているハウスメーカーもあれば、こちらから聞いてみないと言及してこないハウスメーカーも。なのでハウスメーカーごとに如実に差が出るポイントだったとも言えます。

  • 間取りの提案力

当たり前のようなことですが、これが一番重視した点かもしれません。
上記2つの「耐震性」「気密性・断熱性」については、大抵データも公表されているし、それだけで選ぶならネットでの情報収集だけで十分なくらいです。でも、いかに私たちの要望にマッチした間取りを提案してくれるかという点は、「このハウスメーカーだから大丈夫」というのはありません。たまたま担当してくれた営業担当者の提案力にもよるし、たとえ提案力のある担当者だったとしても、結局相性によるところが大きいような気もするのです。
各社に伝えた要望は似たようなものでしたが、出してくれた間取りの提案はピンキリでした。そして最初に出してくれた提案がイマイチだと、その後アレコレ修正していってもやっぱり納得のいく間取りにはならなくて・・・。その最初の案を「いいね!!」と思えるかどうかは、営業担当者の力量だけでなく、やっぱり相性が大きいと私は思いました。
最終的にセキスイハイムを選んだのも、この間取りの提案力が一番大きなポイントでした。

重視したポイントは以上の3つです。こうして見ると、そんなに特徴的なものはないですね。どれもごくごく当たり前だと思います。でも、自分たちの中で基準が定まったことで、重視するポイント以外の部分・・・例えば、内装や設備の選択肢の多さや、デザイン性の高さ、間取りの自由度など・・・についてはある程度切り捨てて考えることができるようになりました。また、ハウスメーカーを決めた後も「ほんとにこれで良かったのか・・・」と迷ったりネガティブな気持ちになったりしたときがありましたが、そんなとき最初に考えたこの基準に立ち返ると、「これで良かったんだ!」と再確認して前向きな気持ちになれるという効果もありました(;’∀’)

ということで、このポイントに基づいてハウスメーカーの検討を進めていった私たち。

次回は各ハウスメーカーについて私なりに感じたことを書いてみたいと思います!