僕の独断と偏見ですが、見積もりや打ち合わせを行ったハウスメーカーについて批評してみたいと思います。

あんまり参考にしてはいけませんよー

 

一条工務店、業界でブンブン言わせてますね。

 

住宅展示場への出展数や建設数で日本一!!といった宣伝をよく見ました。実際に右肩上がりで規模も大きくなっているようで、採用数も積水ハウスに迫る勢い。

 

そんな一条工務店の特長は

・全館床暖房
・大容量太陽光発電
・高気密高断熱
・一目で一条とわかる外観(i-smart)

 

全館床暖房
玄関タイル、階段、お風呂の浴槽以外の全てに床暖が入っていました。こりゃすごい。しかも1シーズンつけっぱなしだそうです。毎朝入れて夜切るよりも電気代が安いと説明されました。トイレも脱衣場も暖かいのはすごく魅力です。

ただすごくすごーく乾燥するようで、加湿は絶対必要です。

 

大容量太陽光発電
42坪前後で15kw載せられるとのことでした。現在の買い取り価格でも月2~3万は買電できるシュミレーションでした。セキスイハイムの発電に特化した商品SPSが、無理に屋根を伸ばして、20年固定買い取りに必要な10kwをなんとか確保しているのに、同じ建坪で一条は余裕の15kw。

なんならカーポートにも太陽光載せちゃう?みたいな勢いでした。屋根建材としても使える太陽光パネルで屋根の隅から隅まで載せられる技術も一条の強みのようです。

さらにはその太陽光を初期投資0円で導入できるシステムもありました。イニシャルコストを一条が融資し、買電分をまるまる返済に充てるというものです。ただ金利はやや高めなので、住宅費に入れてローンで返済する方が総支払額は低くなります。ローン減税で控除額も増えますし。

デメリットはイニシャルコストの回収までどのくらいかかり、壊れるまでどのくらい利益を出せるのかが不透明なところでしょうか。買い取り額が40円とかあった頃であればとんでもない儲けだったと思いますが…

 

高気密高断熱
Q値やC値の数値での裏付けをもって超ZEHを謳い、高気密高断熱を超アピール。6畳用のエアコン1台で40坪2F建ての家全てをまかなうことができるそうです。窓もトリプルサッシでめちゃ重かったですが、しっかり断熱されていることが分かりました。

ただ、高気密の維持は窓を開けないことが前提となります。窓を開けない生活がどうなのかということは人それぞれ好みが分かれそうです。

 

一目で一条と分かる外観
これはセキスイハイムと同じです。一条の家のほとんどを占めるi-smartは外壁がタイル外壁のみ。しかもハイドロテクロタイル1種類で、カラーが5種類から選択するしかありません。また屋根や外壁の組み合わせによってできる外観も数種類のパターンから組み合わせるような形のため、セキスイハイム以上に外観で一条と分かります。これもそれが良いか悪いかは人それぞれです。

 

ランニングコストや機能で考えるとタイル外壁と太陽光一体型の屋根はとても実用的で「家は性能」の言葉通りだと思います。ただ僕らが一条を選ばなかった理由は、タイル外壁がどうしても好きになれないことと外観がどれも似たり寄ったりになってしまうことでした。また内装に関しても一条オリジナルの内装がいまいちだったことも理由に入ります。

 

おしゃれな家を建てたい僕らにとっては、一条のストロングポイントはあまり響かず、お別れとなりました。

 

一条が提案してくれた間取りや見積もりについての感想等についてはこちらのブログで詳しく書いています。よければご覧ください。