こんにちは!ご機嫌おやじです。

第7回の記事は、ハウスメーカーを決定するまでの話です。

屋上の金属防水で絞り込んだ4社に対して、構造の比較をしていったのが前回までの話。

しかし、構造がどんなに良くてもそれだけでは選べません。

重要なのはコストです!

 

まぁコストだけで選ぶのならローコスト住宅になるだろうし、構造だけで選ぶのならへーベルハウスになるだろうし、バランスが重要なんですよね。

他にも、長期に保証してもらわないといけないので会社の経営状況だったり、担当する営業との相性だったり、比較しないといけないところは多数あります。

選定した4社はどこも年間100棟以上建築しているし、経営状況も健全であるため問題なさそうです。

すると担当営業が気になります。家が建つまでしっかりとサポートしてもらわなければいけない我が家との窓口となる人です。

この担当営業なんですが、ウェルホームが群を抜いて良かったんです。

打ち合わせは必ず営業と設計士の2名体制で行うこととなっており、営業は若手の女性、設計士は一級建築士で所長という組み合わせでした。

これは嫁がウェルホームだけは事前に予約をして、土地などの情報を渡してから伺ったためだと思います。

ふらっとモデルハウスに訪れた人より、予約をして訪れた人の方がそのハウスメーカーに興味がある訳で、相手側も本気の体制で臨んでくると思います。

希望のハウスメーカーには必ず予約してから行くことをお勧めします!
他の3社は初回打ち合わせのみ所長と2名で次からは若手の営業のみであったり、営業経験の長い担当営業1名であったり、1級建築士で営業だったり、いろいろでした。

相性はやはりあります。

初めに付いた担当営業がよほどのことが無い代わり交代されないので、この運不運は大きいですね。

少しでも幸運となるように打てる策は打っておきましょう。

そして肝心のコストですが、これがどこの会社も姑息なサービスを行います。

 

まずはキャンペーン!

私が住宅展示場に行ったのは2月初旬であったのですが、まだお正月キャンペーンが継続しているところがありました。そういったところは「すぐに契約を!」と焦らせます。

数千万円の家をそんなキャンペーンのために焦って契約してはいけません

キャンペーンで200万円近く安くなります!太陽光発電が無料ですなどなどありましたが、キャンペーンをやっていないときでも、別のところで同等の値段になったりします。

または見えないところがキャンペーン中だけ高かったりするので、気を付けないといけないです。

我が家は普通に各ハウスメーカーとキャンペーン期間中には絶対に契約できないが、期間後でもキャンペーンと同等にならないのであれば契約しないと伝えました。

するとどのハウスメーカーも、同等に合わせるか違う個所を値引くことで同等にすると約束してくれました。

 
そして、付帯工事費については注意しましょう

「屋外給排水工事費」、「ガス工事費」、「養生費」、「地盤調査費」などあり、各ハウスメーカーの見積もり科目により計上先が異なってきたりします。

もう少し比較しやすいように合わせてほしいところですが、仕方ありません。

そんな中、この付帯工事費の科目は打ち合わせの段階である程度金額を出してくれるのですが、必ず(概算)と記載されてきます。

まぁそんなものなのだろうと思っていたのですが、間取りや設備など契約前にコストの調整を行い、価格を下げていくのですが、次の打ち合わせ時に見積もりをみると付帯工事費が5万~10万単位で上がっていたりします。

どこかを安くしますといっても、結局まだ確定していない場所で調整しようとしているように見えます。

ある程度間取りが決まれば、それほどずれるものではないため、早く確定(ほぼ確定)してもらうようにしましょう。

契約前に決めるのは難しいのがキッチンやお風呂、トイレなどの設備ですが、こちらは各社の選択範囲とそのグレードだけは必ず確認しておきましょう。

TOTOのみタカラのみというところもありますし、TOTOのこれかLIXILのこれといろいろな選択肢から選べるところもあります。

ハウスメーカーが設備はメーカーと一括購入の契約をすることで安くしているため、その選択肢から外れるとものすごい値段が跳ねあがってしまいます。

そうならないためにも、出来るだけ標準を選んだ方がいいですし、その標準がハイグレードのものを用意しているハウスメーカーとそうでないハウスメーカーがあります。

構造や設備などハウスメーカーの特色が分かったところで、優位なところを洗出し、その個所に対していくらコストダウンできるなら諦められるかを考えました。

私の場合はパワーボードにしたいけど50万円下がるならサイディング(16㎜以上)でもよい。太陽光発電(4Kw以上)が標準搭載なら150万円など基準を作っていきました。

 

 

その上で、各社のコスト評価をまとめます。

最後は営業担当と会社の評価を加えます。

ほぼ同等の2社に絞り込めたところで、最終的に2社とそれぞれ話をして、最後の頑張りを営業担当に求めます。

その結果、1社はギブアップ、1社は頑張ってさらなる値引きをしてくれました。

 

「値引きをする会社がいい訳ではない、初めから値引けない限界を提示してくれるのが良い会社だ。」

 

まさにそうでしょうけど、そんなハウスメーカーは無い気がします。

やはり最後の最後は気持ち値引いてくれるほうが、うれしいですよね。

こうしてウェルホームと契約しました。