前回の記事で《変動金利》《固定金利》で悩み、、、
結果《固定金利》のフラット35を選んだiro家のお話をしました*

今回は少し掘り下げて、ローンの審査と金利による支払いの比較・デメリットを紹介させてください*

平成28年当時の金利での計算となっていますが、
金利の違いで支払いがどの位変わってくるのか、、この記事で少しイメージして頂けると思います!

【住宅ローンの審査について】

まだ変動か固定か迷っていた頃に最初にローン審査を受けたのは《変動金利》のほうでした。

その当時のiro家の状況は、、、

・夫婦名義ではなく旦那名義で借り入れ予定。勤務年数は現職8年目。

・年収500万円未満。

・子供 1人

・平成28年4月2日に完済予定の車ローン有。(平成27年時)

・クレジットカードで生命保険等の毎月払い有。

このような状況で審査を受けました。

旦那名義の為、申請時に私の所得は一切関係ありませんでした。

打ち合わせの際に書類を担当の方と一緒に記入し、源泉徴収を渡し銀行での手続きは全て代行で行ってくれたので申請に関して特に難しい事はありませんでした。

「この状況なら、通ると思いますよ。」

と言っていただけていたので少し自信を持ちつつ結果を待ち、2~3週間ほどで郵送で審査結果が届き無事《変動金利》の審査は通っていました。

その後に《固定金利》のフラット35を同じ銀行で通してもらったのですが、

「変動金利よりも、審査のハードルは下がります。」ということもあり、こちらも問題なく審査が通りました。

1つだけ提示された、融資の条件は車のローンの完済後の融資ということでした。

担当の方に確認すると、平成28年4月の支払い完了後に‘‘完済証明書’’をローン会社から発行してもらい提出出来れば問題ないようでしたので、こちらの条件も無事クリアです!

【フラット35:フラット35Sとは?】

そして私達が実際に選んだ住宅ローンは《固定金利》の【フラット35】で、

そのなかでも

【フラット35S】という種類のものです。

フラット35Sとは?

フラット35を申し込み、省エネルギー性・耐震性などに優れた住宅を取得する場合に借り入れ金利を一定期間引き下げる制度です。

iro家は、長期優良住宅の為【フラット35 S Aプラン】が該当し、

当初10年間の金利が ▲-0.3% になるというものが当時適用されました。
(平成30年現在は同じプランだと、▲-0.25%のようです。)

もし、2000万円の借り入れだった場合の月々の支払額予想は、、

●金利 1.48%:21年以上35年以下:融資率 9割以下の場合●

借入総額 2000万円

当初10年間 ▲-0.3% (金利 1.18%扱い) 月々の支払い ¥59.000

11年目以降 借入時金利に戻る(1.48%扱い)  月々の支払い ¥61.000

総支払額 2506万円

となります。

借入年数、融資率によって支払い額は少し異なりますので参考までに。

そしてさらに、私達が申請した時には金利の引き下げ優遇が受けられる期間であった為、当初 10年間▲-0.3%の金利が▲-0.6% になる優遇措置に該当しました。

(この優遇措置は予算に達した為、平成28年1月29日までの受付分で終了)

同じ2000万円を借り入れした場合を▲-0.6%で再計算すると、、

●金利 1.48%:21年以上35年以下:融資率 9割以下の場合●

借入総額 2000万円

当初10年間 ▲-0.6% (金利 0.88%扱い) 月々の支払い ¥56.000

11年目以降 借入時金利に戻る(1.48%扱い)    月々の支払い  ¥60.000

総支払額 2448万円

となり、優遇措置前の総額と比較すると、、、

総額で58万円のマイナス!

月々の支払いは初めの10年間は3000円のマイナス!!

月々の支払いが少しでも減るのはかなり嬉しい!!
3000円って低額に感じるかもしれませんが、毎月の支払いとなるとかなり大きい金額です!!

【フラット35のデメリット】

変動金利とは異なるフラット35のデメリットを少しだけ。

1:融資取扱手数料(保証料)が融資実行時にかかります。

変動金利では保証料がかかりません!という銀行が多いのですが、フラット35では支払いが発生します。

2000万円借入を例とすると私達が考えている銀行では、借入額×1.08% で提示されていましたので《¥216.000》が手数料となります。

2:団体信用生命保険料の支払いが毎年あります。

団体信用生命保険とは、住宅ローン専用の生命保険です。

こちらも変動金利では金利に何%か上乗せとなり保険をつけることが可能で、別途の支払いは発生しません。
ですが、フラット35は金利の上乗せではなく任意で団体信用生命の保険に入り保険料を毎年支払う必要があります。

住宅価値と比例して支払いは年々減りますが、

2000万円借入時は年に1回¥118.000程の保険料の支払いを行うことになります。

こちらが1000万円基準の表です。隠れてしまいましたが、3大疾病付の下段をご覧くださいね。

金額が大きいので、フラット35の最大のデメリットはここだと私は感じています。

住宅の返済の他に毎年この金額も支払わないといけないのは正直かなりの負担!!
固定資産税の事も考えるとダブルパンチ‼︎

もちろん任意なので、入らない方もいらっしゃるそうです。
ファイナンシャルプランナーの方に相談した時は、加入しない方は民間の保険で収入保障のあるタイプに加入したり死亡時等の内容を手厚くする場合もあるということでした。

iro家は心配症なので、悩む事も無く団体信用生命保険には加入しています*
そして現在の月々の支払いは、49000円程*なんと50000円超えてません!!
ボーナス払いもなく無理なくこの先も支払っていけそうです*

参考までに**