こんにちは、りりぃです。
今回は時系列から少し外れますが、第三者機関についてお話しようと思います。

第三者機関とはここでは住宅検査(ホームインスペクション)をする専門機関のことを示してます。
家を建てる際、ハウスメーカー側でも住宅検査機関を入れるケースが多いと思います。
が、今回お話するのはハウスメーカーや工務店とは関係なく、買い手側が個人的に依頼する物です。
誤解されたくないのですが、決してミサワホームを信頼してなかった訳ではありません。
ただ、私たちが接する機会の多いHEさんをどれだけ信頼してても、実際に建てるのは別の人間です。
そして現場に立つのがどれだけ経験豊富で熟練の職人さんでも、人間のすることですから間違いがないとは言い切れません。
当時から共働きでほとんど現場の様子を見に行けなかった私たちに代わって、プロの目で現場を見てくれる人がいるという安心感を求めました。
元々私の実家を建て直す際に検査をお願いしていて、両親からも強く勧められていました。
実家を建て直したのはかれこれ15年以上前なので、当時は珍しかったと思います。
私たちが建てた6年前は、認知度が高くなっているように感じました。
家という人生の中でもトップクラスの大きな買い物において、一番のリスクは手抜き工事欠陥住宅ではないでしょうか。
そんなこともあり、我が家が家を建てる際に1番拘ったのは第三者機関を入れることでした。
そして今後家を建てる全ての方にお勧めするものでもあります。
ハウスメーカーは家庭によりメリットデメリットありますし、好みもあります。
なので知人にマイホームの相談を受けた時には、ミサワホームに決めた理由や住んだ感想はお話しますが、
「ミサワホームが一番!」とは言ってません。
それでも第三者機関は入れることは勧めてます。
安くはありませんが、それ以上の安心を得たと思ってます。
そして結果として、ミサワさんへの信頼も深めました。

さて、前置きはここまでにしまして。
第三者機関を入れた流れをお話します。

まず、住宅検査をお願いする会社を決めて予約を入れ、お伺いしました。
じっくり話を聞いて、内容・金額面でも納得できたので契約。
お願いしたのは地盤改良工事から計10回立ち会いがあり、最後は引き渡しで最終確認を行うコースでした。

業者が決まり、ミサワホームさんにも第三者機関を入れたい旨を話し、快く受け入れて頂きました。
その後、ミサワホームのHEさん、現場監督さんと検査を担当する一級建築士さんも同席の上、顔合わせを兼ねた検査前の打ち合わせを行いました。
第三者機関を入れるのを嫌がるハウスメーカーもあるそうですが、ここで嫌な顔をせずに受け入れてくれたのは安心に繋がりました。

工事が始まると、地盤改良から始まり、立ち会いの度に一級建築士さんから逐一報告がありました。
本当に細かいことも都度確認、指摘して下さっていたようです。
また、引き渡しが済んでから程なく経過を全てまとめた写真付きの報告書を頂きました。
これは今でも大事に保管してあります。
検査を担当してくれた一級建築士の方からは
「現場の仕事も丁寧でしたし、とても良いメーカーさんだと思います。」
と言って頂きました。
金額は50万ほどになりましたが、頼んで良かったと今でも思っています。
家の引き渡しの日はHEさん、ICさん、現場監督さんと共に、住宅検査を担当して下さった一級建築士さん、そして私たち全員揃った集合写真を新築のマイホーム内で撮りました。
ICさんも
「最高のチームです」
と言って下さったのですが、家を作り上げる1つのチームのように感じてました。
素晴らしい人たちに恵まれて、楽しい家づくりになりました。
こればかりは運もありますが、この方達に担当して頂いたことを心から感謝しています。

なんだか締めくくりのようになってしまいましたが、家づくりブログはまだ続きます!

ではまた、お会いできる日まで。