建物工事が終わると外構工事に入りました。

セキスイハイムではエクステリアも専属のコーディネーターが付きます。コーディネーターがこんな愚痴をこぼしていました。

「みなさん建物に張り切ってお金を使うので、外構工事は金額調整の対象として予算を削られやすいので残念です。」

私達も正直外構を軽視していました。しかし、完成見学会や実邸訪問などを重ねていくといくら建物が立派でも外構が寂しいと少し「貧相」に見えてしまうことが分かってきました。逆に外構工事にお金を掛けるとすごく立派な印象になります。

大きく分けるとオープン外構とクローズド外構に分けられます。

私達の購入した土地は56坪ほどで、クローズド外構にしてしまうと駐車場スペースが取れません。なので必然的にオープン外構となりました。予算も200万ほどしか見込んでいなかったので。(外構予算の目安として、建物金額の10%ほどと聞きました。私達の場合そもそも予算が不足していました)

オープン外構のメリットは開放的でスペースを有効に使えること。デメリットは防犯面とプライバシーを確保しにくいこと。デメリットは割り切りが必要です。

外構はハウスメーカーに依頼すると多少割高になってしまうので施主手配する方も多いようですが、工事の調整をするのが面倒なので1期工事はハウスメーカーに依頼することにしました。

外構工事を1期、2期と2回の工事に分けた理由は見込んでいた予算200万では自分たちの満足する工事が出来なかったこと、カーポート設置にハウスメーカーが消極的であったことの2つの理由があります。

1期工事は駐車場土間、フェンス、防犯砂利敷き、タイルデッキ、機能門柱など。2期工事はカーポート設置(3台分)、物置、庭人工芝敷きと分けました。

2期工事は入居後約半年ほどして実施しました。

タイルデッキ、カーポート含めても予算350万程しか掛けられなかったため、見栄え良くとはいきませんでしたが、機能的には満足して使えています。

特にカーポートの効果は絶大で、雨の日の子供の乗せ降りと荷物の運搬はずいぶん楽になりました。また冬の日の朝車の窓ガラスが凍結しないのもいいですね。

正直、もう少し土地が広くて予算があれば車ガレージを設置したりクローズド外構にしたりとやりたいことは沢山あります。

つい建物ばかりに気が行きがちですが、外構工事も機能的に住まう上で重要な部分なので家つくり計画をする際にはどんな使い方をして、何を設置したいか事前によく考えることが必要です。