みなさま、はじめまして。

2017年8月に、住友林業にて築40数年の家を建て替えたkikiraraと申します。

自営農業の義父、会社員農業の旦那さんとそのお手伝いをする私、5歳の娘と2歳の息子の5人家族です。最近ではちょっと珍しい完全同居。八ヶ岳南麓に位置し、夏は涼しく冬は極寒。時間の流れがゆっくりと感じるそこそこな田舎です。

建て替えに踏み切った理由は「寒さからの脱却」

そんな我が家が建て替えに踏み切った理由は。

寒さからの脱却

ですね。いや、もう寒さのみならず暑さも厳しくなっていました。

旧家は、地元工務店(裏のおじさんw)で40年以上前に建て、特に手入れもして来なかった為か老朽化が激しかったです。朝起きて壁の方を見ると、痩せた土壁と柱との間に隙間が出来ていて、家の中から外が見えます。「今日はいい天気だね~」的な。

冬場は、お布団をマットレス・敷布団・ボアシーツ・毛布・人・毛布・合わせ羽毛布団・毛布、と掛け、顔を出して寝ようものなら鼻の中が凍る…ような情況。石油ストーブをつけると室温表示が常にマイナスを示す「Lo」でした。

ドアは基本ふすまで、家の歪みと共に開け閉めが困難だったり、隙間がたくさん。段差が激しく、階段は急で、それはそれは苛酷に思える暮らしでした。

補助金があったことも決め手に

最終的には、色々な箇所が壊れ始め、建て替えかリフォームか、どちらかは避けて通れない情況になったことと、跡取り長男なのでいずれは新築を考えていたこと、家族が増えそのままの間取りでは不便だったり、何より市町村の特別事業で子育て世代のマイホーム取得に補助金があったことが決め手になりました。

いずれは…と思っていても実際には何にもイメージもプランもなくて。予算すら把握していない中、ネット注文したマイホームに関する本数冊を読み、代々この地に住み続けること、新築とリフォームの価格差を考えるとリフォームよりも新築、と、住宅展示場を訪れたところから我が家の建て替えは始まりました。

住宅展示場を訪れたとは言え、まだハウスメーカーで建てると決めていた訳ではなくて「参考までに…」と家作りの一歩としての位置付けでした。
いつかいつか…と先伸ばしにしてきたので、何か行動に移さないとまたこのまま先伸ばしになってしまうと思ったのでした。