本格的に進めようと動き始めた段階で、ふと整理してみると

移住って思ったよりもハードルが高いような気がする…と、初期段階で感じていました。

これは最後まで大変だったことなのですが、

月に数回しか行けない場所に家を建てるということは、現在住んでいるところの近くに建てることとは訳が違う。

ネット社会になっていなかったら絶対無理だったと思います。

えらいこと始めちゃったなあ…と、途中で何度思ったことか。

今回は、準備段階でのややこしい状況、まとめてみました。

 

|||本格的なリサーチの始まり

「規格住宅」というカテゴリに不安を抱きつつも、BinOブランドの家に一目惚れしてしまった我が家。

ともかく、同じブランドの別商品も見てみたかったため、

モデルハウスがある佐久の住まい工房さんにWEBから問い合わせをしました。

早々に女性の担当者Mさんから電話が入り、訪問する日時も決定。

ただ、この時点でビルダーさんを決めてかかるわけにも行かないので、

以前から気になっていた他の業者さんにもアポを取り、いよいよ本気でリサーチがスタートとなりました。

軽井沢に10年近くいると、明らかに特殊なエリアだということを痛感させられます。

そのため、もし家を建てるのならば、軽井沢のことをよく理解していて建築実績があるところにお願いする…

これ、絶対条件。

実は、その条件に合うセイケンハウスさんの家に2軒、トータルで6年以上住んでいました。

設備面や、軽井沢の極寒気候にもキッチリ対応出来ていたため、第1候補はまちがいなくセイケンさんでした。

ただ、結構高い…そして、最近の建築実績デザインがちょっと以前とは違う…(気に入らない)

結局、第1候補も再リサーチ対象に。

加えて地元ビルダー数社のリサーチも進めることになったのです。

 

|||東京の家はどうする?

ローンを払い終わった東京の家をどうするのか? 今考えると、これが最大の問題だったのかもしれません。

東京の自宅は二世帯住宅。父母が1F+2Fの一部を使い、2Fの大半を私たち家族が使うという構成でした。

移住するときの選択肢は、

  1. 両親も一緒に軽井沢に移住
  2. 両親は新たに東京に住居を構える
  3. 両親はそのまま東京の家に残る

でも、軽井沢の家は、東京の家売却益で購入予定。

いったい、どうやって話を進めればいいんだろう??

と、家を建てる話は進みつつ、裏では根本的な問題が手付かずという恐ろしいことになっていました。

その後、この話は二転三転して、東京の家は残して両親が住むというところに落ち着くのですが…

となると、軽井沢の家の購入資金は?!

即金で買えるほどの財力はないので、当然、ローンを組むことに。

ただ、これが恐ろしく大変でして…

(この話は、後日書かせていただきます。)

 

|||土地は?

そうです。家を建てるには土地がいる。

軽井沢は町内の地域によって気候が全く違います。びっくりするくらい。

定住者が多い地域は、中軽井沢から西側。湿気も少なくカラッとした気候です。

別荘ではないので、森の中に建てる気は全くなく…

けれど、浅間山が見えるところがいいなあ、と漠然とした希望を持っていました。

土地なんかいくらでもあるだろうとこの時は考えていましたが、他の問題と同じで、甘くなかった!

確かに、土地はあるんですよ。200坪とか300坪とか。

どうするんですか?そんな大きな土地…ってことです。

土地問題は、リサーチスタートから実に半年後に決着します。

が、これも途中二転三転。

決まった土地も一歩間違えていれば、手に入らなかった可能性がありました。

(これも詳細はまた後日…)

 

他にもハードルはいっぱいあったのですが…

ともかく様々なハードルがあるってことを認識しながら(解決は先送りで…)

まずお取引するビルダーさんの選定を最優先に進めていくことになります。