今回は住宅設備の中でも最も生活に密着した水廻りについて。

バスルーム

メーカーそれぞれに浴槽の断熱だの床の素材だのと色々特徴はアピールしていますが
そこは実際に生活の中で使ってみないとわからないし直接比較する事が難しいもの。
コレが欲しいとかアレを付けたいとかのこだわりもそれほどなかったので標準仕様の積水ホームプロダクトのユニットバスであっさり決定しました。
アパート時代はシャワーばかりで浴槽はほとんど使わなくなっていたし
当時はあちこちの日帰り温泉に行くのが趣味になっていたので自宅のお風呂には特に求める物がなかったのかもしれません。

TVを付けてもそんなにお風呂に入っている時間があるとは思えないし
ジャグジーやミストシャワーも温泉で気に入ってる所があるので。
何よりメンテナンスを考えると普通のユニットバスが一番楽ではないかと。

とりあえず扉やバスタブの形とかカウンターのレイアウトをどうするか?
と言っても扉は普通の折れ戸に普通のカウンターと普通尽くしです。
多少気にしたのはバスタブの形状くらいでしょうか?
ここは底に段差があるベンチタイプを選択。半身浴が出来るヤツです。
全身ゆっくり浸かりたい場合にどうなのかという話をたまに聞きますが
自分は段差に足を乗せる方が楽だし、身長の低いカミさんはこの段差がないと浴槽で足を伸ばした時にズルズルと腰が滑って沈んでしまうらしいので。
細かい仕様については壁に付いている棚を無しにしてもらいました。
これはカミさんの希望で物を置きっ放しになり汚れやカビの温床になるから。
後は壁の色を決めて終了です。

洗面台

結局洗面台は1階と2階の両方に付ける事になりました。
メインは2階でこれは標準仕様でも十分良い物が設定されていました。
TOTOのシャワー付き三面鏡にワイド収納。
情報収集の段階ではホテルっぽいオシャレな洗面ボウル等に惹かれたこともありますが
朝シャンもするし、こういうのは実用性が第一です。
使い勝手には非常に満足しています。
1階はトイレの手洗いを兼ねていて最低限の身仕度に使える物。
戸建ての洗面所には物足りないけどアパートには十分と言う感じの物になりました。
ここでメインと同じグレードを選ぶとどんどん金額が積み上がってしまいます。
シャワー洗面は二つも要らないでしょう。娘でもいれば違ったかもしれませんが。
使ってみて気になると言えば蛇口レバーの操作感がイマイチな事くらいです。

トイレ

ここはまあ、予算をかけませんでした。
タンクレスが良いなとは思いましたが、金額的にもあまり余裕は残ってなかったし、停電時や故障の事も考えてタンク式に。
普通のトイレでも機能的には必要十分です。(個人的にはウォシュレットも使いません)
やはりカミさんがこだわったのはタンクの手洗いを無しにする事。
これは手洗いの度に壁に水が跳ねてやはりカビの原因になるからです。
1階は隣接して洗面所を、2階はミニ手洗いを設置。(ちょっと金額は上がりますが壁がカビるよりましです)
メーカーはTOTOか当時のINAXの2択でしたが座った感じでTOTOに決定。

確かこれらの設備は一回の打ち合わせで全部決めたと思います。
キッチンも含め支店のショールームで一通り標準仕様の設備が展示してあるのでその中からどんどん選んで行きます。
最初は楽しいのですが後半はどんどん疲れてくるのでほとんど直感で選んでいたような気がします。
キッチンの時にも書きましたが設備の決定は悩んでいる時間がないので事前に必要な仕様は考えておいた方が良いでしょう。

打ち合わせはまだまだ終わりません。

続く。