はじめまして。風水心理カウンセラー、結木恵子(ゆうきけいこ)です。
突然ですが、みなさんは「風水」について、どんなイメージをもっていますか?

  • 金の豚の置物を置くといいよ
  • 西に黄色い布を飾ってみた
  • 八角形の鏡を買った

このようなことが風水だ、と思われている方が多いようですね。

名刺をお渡しすると、「え?黄色じゃないの?」 「金色かと思った~」なんてことも、よくあります。

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風水は信じると身に付けるものすべて黄色や金になるなんて・・・。
それは正直センス的にどうなのでしょう・・・。(私は遠慮したいです(笑))

私が実践している風水は、シンプルに、そしてとことん楽しむ!風水なのです。
まずは風水がどんなものなのかを知っていただくことからはじめましょう。

風水は占いではなく「環境学」

まずは、風水について軽くご紹介します。

風水の歴史は古く、中国で生まれ、約4000年前から受け継がれています。
「風水」という言葉が最初に出てくるのは、3世紀、晋の郭璞(かくはく)が著した「葬書」という書。

当時の風水は統治をするための術として、自然の力をいかに中心部に集められるかという、政治のための「帝王学」でした。

その風水を日本に持ち帰ったのは奈良時代の遣唐使。
日本では「陰陽道(おんみょうどう)」として、政(まつりごと)や暦に応用され、平城京や平安京、徳川家による江戸城(現在は皇居)といった街づくりや城作りにも風水の考え方が取り入れられています。

なぜ街づくりなどに取り入れられたかというと、良い環境を作れば、運もついてくると考えられていたからです。

風水は間取りを変えたり、納得いかないインテリアを飾ることではない

空気や木々などの自然や、私たち命あるもの、さらにはモノにまで、気があり、目には見えないパワーをもっています。
その気の流れが良いところには良い運がやってきてくれますが、悪い気が流れているところには残念が運が・・・。

例えば、ステキなホテルのロビーで感じる気持ちよさを思い出してみてください。
開放感あふれ、整ったインテリア、ついつい深呼吸したくなるようなあの感じが気の流れが良いところなのです。

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逆に、一日仕事をして、疲れて帰ったときの家の状態が、散らかっていて、洗いものもたくさん残ったままで、洗濯物も干さずにそのまま。
疲れて帰ってきたのに、さらに疲れてしまうあの感じが気の流れの悪さです。

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ここからがポイントなのですが、気の流れが良いところには良い運が、気の流れが悪いとところには悪い運が、磁石のように引き寄せられます。

とはいえ、今知られている風水のように、引き寄せたい運のために西側に黄色、鶏の置物を置くのは抵抗がありますよね。
そもそも西側は白い壁だし、鳥の置物を置くスペースもないし、第一部屋にあわない・・・。

私はシンプルモダンなインテリアが好みなので部屋を黄色くしたり、好きではない置物を置くのは抵抗があります。
闇雲に部屋や趣味に合わない置物を置く風水は居心地が悪そうです。

私がお伝えしたい風水は、「気持ちの良いと感じる部屋づくり」で、それがシンプルインテリア風水です。
好みのシンプルなインテリアという意味もありますし、居心地の良いお部屋を作りながら運を上げていという、考え方もシンプルな風水です。

簡単なのに効果を実感できた、シンプルインテリア風水

風水にはまったく興味がなかった私ですが、ある日、オシャレなインテリアで上手に風水を取り入れている谷口令先生のブログを見つけて、考えが変わりました。

「お部屋がオシャレになって、それで運も良くなる、そんな一石二鳥なことってあるの?」と半信半疑で勉強しました。
運なんて、生まれ持ったもので、何かで向上できるものではない、と思っていたのです。

風水インテリアを勉強している時は、その日の夜には即実践。

  • 不要なものを見定めて捨てる準備
  • 子ども部屋のレイアウトをがらっと変更
  • 主人のクローゼットをきれいに並べる
  • インテリア用のグリーンを購入

などなど、こうやって思い出しても特別なことはありません。

でも確実に、暮らしやすく、家族も喜び、朝起きるのが楽しくなったのです。
まず家族のコミュニケーションが変わり、主人の仕事がパワーアップしました。
そして子どもが机に向かって勉強するようになり、受験も乗り越えることができました。

こちらが現在のわが家の一部です。
特別なことはしていないのですが、暮らしやすく居心地の良い部屋になりました。

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現在は皆さんにも、シンプルインテリア風水を手軽に取り入れてもらえるよう、風水インテリアアドバイザーとして活動しています。
普通の生活に取り入れやすい、シンプルでスタイリッシュな風水をお伝えしていきますね。

朝一番に部屋の窓を開けよう!

まず手始めに、簡単にできる風水を。
それは、朝一番に、窓を開けて、一晩一緒に過ごした空気を、元気で明るい朝の空気に、入れ変えること。

私は、全部の部屋の窓を開けちゃいます。
冬の寒い時は、家族が出て行ってから、一人、余計に寒さを感じるのですが、窓を開けまくり、「気」のバトンタッチをしています。

朝一番でできる風水は、気のバトンタッチ!
これで、良い気を入れて、1日の始まりを気持ちよく迎えましょう。

これならすぐにできますよね!
窓を開けるという、こんな些細なことも風水のひとつ。

風水は特別なことでもなく、怪しい占いでもない。
住むあなたが気持ちよく思える部屋を作ることが、運を上げていくことにつながります。

気持ち良い部屋で気持よく過ごすことを目標にしていけば、運も自然に上がっていくので、一緒に運を上げていきましょう。
風水心理カウンセラー、結木恵子でした。