ども。
新築工事が始まってからの話です。
なかでもセキスイハイムの「棟上げ」についてになります。

performance06
引用:公式サイト(http://www.sekisuiheim.com/spcontent/crescasa_n_bj/performance/index.html

さて、長きに渡る土地探し、打ち合わせ、予算への焦り。
ショールーム巡り、建築事例など情報収集、予算への焦り。
その他、予算への焦りや予算への焦りを経て、
工事開始までこぎつけたらひとまずはお疲れ様でした。

ここまできたらあとはもう出来上がるのを見守る段階です。
ある意味ドキドキワクワクな期間で、
工事が始まると、どれくらい進んだかなあという感じで、
ちょくちょく現場に足を運ぶ機会も増えるのではないでしょうか。

ちなみに我が家はセキスイハイムで建てたので、
この段階が早いです。
どれくらいのスケジュールかと言いますと、
朝はまだ基礎部分と足場だけだったものが、
夕方になると家が建っていて、その日は戸締まりをして終了と、
そんな具合です。

ご存知のかたも多いと思いますが、これには理由があって、
家の大部分を工場でつくるから。
まるで積み木のように分けられた各部屋を工場のレーンに乗った状態で、
職人の方々が一生懸命つくってくれます。

そして、棟上げと呼ばれる日はたった1日。
つくられた積み木(のような部屋)を乗せたトラックが、
ずらりと道路に並び、
クレーン車で次々に吊り上げては組み立てていくという作業になります。

ただし、これはあくまで建物の外観のみ。
内装や外構はこの後の時間をかけて実施されます。
見た目には「家が建った!」となるので感動の日でもあります。

当日は雨だと延期になることがほとんど。
我が家の場合は運良く晴れてくれたので予定通りに棟上げとなりましたが、
雨や風が強いと何日か延期になることもしばしば。
びしょ濡れになりながら部屋が組み立てられていくのはちょっとしのびないので、
やっぱり晴れた日に実施してもらいたいところではありますね。

ちなみに、当日立ち会ったぼくたち家族は、
「さあ!どの部屋が最初に吊り上げられるか!」
という話で盛り上がっていました。

「やっぱりキッチン部分じゃない?」
「いあいあ、お風呂かもしれないぞ!?」
みたいな。

で、結局1番乗りはどこだったかというとですね、
「蓄電池」でした。
まさかの蓄電池。部屋ではなく電池が1番乗りっていうね。
たしかに重たいらしいのですが、クレーンで設置するとは思っておらず、
予想外でした。

まあ、そんなこんなで午前、お昼休憩挟んで午後と時間は進み、
夕方には家が1軒姿を現すっていう、実際に見てもちょっとびっくりな内容でした。

工場で大部分を造ってしまうという工法には賛否両論あると思います。
実際に現場で大工さんが建てていくからこそ味があるという意見も聞きましたし、
実際ぼくもそれはそうだろうなと思ってます。

映画WOOD JOB!で、林業の話が語られていますが、
それをみていると、やっぱり現場で大工さんが建てる家もいいなあと思いますしね。

でも、雨や風にさらされるリスクが少なく、
工場ならではの精密な溶接によって鉄骨を強固に接合するという方法にも、
魅力を感じたのも事実です。

どちらのほうが優れている、どちらのほうが良いという話はぼくにはわかりませんが、
ぼくたちが体験した工場生産には、
工場生産の良さがあったというのは正直なところです。

なかでも、
棟上げの日さえ晴れれば、あとは雨でも家のなかには雨が入らないっていうのは、
入っても大丈夫だと言われていても、やっぱり穏やかな気持ちで見守れました。

なにはともあれ、セキスイハイムの新築工事は建物の外観だけでいうなら、
基本的に1日だけ。
もしセキスイハイムで建てるかたがいたら、
ぜひ当日は立ち会うことをおすすめしたいです。

では、また!