着工は2018年が始まってすぐのことでした。
重機が入り基礎を作るための準備でしょうか
どんどん掘り下げられていきます。

この頃になると特に打ち合わせなどは無くなり
工事課さんから工程の連絡が来るくらいです。
着工前に工程表は「下さい」と言うと頂けましたが
当然天候の都合もあるので、ずれは出てきます。

へーベルハウスの工程は

  1. 基礎工事
  2. 躯体工事
  3. 防水工事
  4. 断熱工事
  5. 木工事
  6. クロス工事
  7. 家具・照明工事
  8. 外構工事

以上の手順で進んでいくようです。
各工事の間に数日、もしくは1週間以上空くこともあり
毎日のように誰かがいるわけではありません。
木造建築の大工さんが進めていくお家でしたら
きっと最初からある程度まで同じ大工さんが担当し
お休みの日以外はいらっしゃるのでしょうけれど
工程ごとに工務店が手配した別々の業者さんが
作業されます。

私の建設予定地は地盤調査で特に改良を
必要とする地質ではなかったため
着工→基礎工事となりましたが
補強が必要と判断された場合には
表層改良か、杭打ちがこの前の工程で入るようです。
(最初の予算にも必ず地盤補強預り金の名目で
100万円ほど予備費で計上されます)

地盤調査の結果が出て100万円が不要となった時は
ほっとしたことを覚えています。

 工事が始まると青い網でぐるりと取り囲まれ
扉が付き、勝手に入ることができなくなります。
見学するには工事課さんの「ご案内」があるか
後半の過程になれば日中、作業している方が
いらっしゃれば、中に入れてくれることが多いです。

ここで不思議に思ったのが工程ごとに
別の業者さんが入っているのに
見学に行くと必ず「中をご覧になりますか?」と
聞かれる・・・・

何故施主だと分かるのだろう?初対面なのに
(それとも見ている人全員に同じこと言っているのでは?)
ある日疑問に思って工事課さんにそれとなく
聞いてみました。

そうしたら
業者さんには施主の特徴、乗っている車などを
伝えているそうです。

基礎工事に話を戻すと
へーベルハウスは布基礎です。
掘削、砕石敷き、鉄筋配置を行います。

鉄筋が組まれた後に外部機関(西日本住宅評価センター)の検査が入ります 配筋検査というやつですね
主に鉄筋の本数や位置、高さ、間隔などです。
この後にもこの住宅評価センターの検査は
数回あるようです。

 

そして型枠をつけコンクリートを流しこみ
しばらく養生
この作業と同時期に外部配管工事も行われます。

 この頃になると不安と期待とが交差して
時間があれば現場の前を通るようにしていました。
仕事が終わって月明かりしかない夜や
まだ誰もいない出勤前の早朝
休日の昼間

木造でも、鉄骨でも基礎が大事
この頃情報集めに必死でした。
クラック、ジャンカ、ひび割れなど
型枠が外れた後に何枚も写真を撮ったりしました。

きっと工務店側は「そんなに神経質にならなくても」と
思うかも知れません
施工する側は順番通りで毎日の作業
何百棟も、何千棟も繰り返しのことでしょう

でも施主の私にとっては初めての体験
どれが大丈夫でどれが大丈夫ではないのか

本当はそんな不安をしっかり解消してくれる人が
いてくれると良かったのだけれど
残念ながら担当の工事課さんは同時に10軒を
掛け持ちしており時間的にも余裕がない様子でした。

何を信じればいいの?
これは後々まで、ひびくテーマでした。

 

家と恋をしよう♪

To be continued・・・・