規格住宅も設備は選べます。
ガチガチの固定ではありません。
もちろん費用は高くなりますが、長く住むことを考えると、あまり妥協もどうかと。
ということで、何回かに分けてウチの選定基準についてレポートします。

|||キッチン&キッチン周りの収納

洗面台以外の水回りにTOTO製品を入れることは、妻の強い希望。
プロの目から見て(元、そういう業界にいました)何でも掃除がとてもしやすいんですって。
これ言われちゃうと口出しの余地なし。
ですが、特に不満もなかったのでメーカーは決定。

キッチンは私も料理をするので、無視できないところでした。
ただ、システムキッチンは所詮パーツの組み合わせなので、
必要なものが何であるか、ということが重要。
ウチは、食洗機が必須。
これは使用している方なら食洗機ナシの生活なんて考えられないとわかっていただけるかと。
後はシンクのエンボス加工や、蛇口の形状などを希望に近いものを選んだに過ぎません。
ビルダーさんのアドバイスと妻の経験上入れたものは、
シンクの洗いカゴと、写真シンク前に移っているタオル掛け。
洗いカゴはキッチンに合ったものを入れないとサイズ感やフィット感で後で苦労すること、
タオル掛けも同様のことから入手しにくくなること、から即決。
確かにホームセンターなどでフィットしたものを探すのって難しいですからね。
キッチンそのものにはこれだけ。
むしろ周辺にとても気を遣いました。
まず、キッチンの真ん中にあるコンセント。かなり無茶振りで設置してもらったギリギリのサイズ。
キッチン家電が多い昨今、絶対必要と思いました。
結果、大活躍!
もし設置していなかったら、コードが収拾つかなくなるなど問題多発したはず。
そして写真右サイドの収納棚と一枚板。
一枚板は、キッチン家電の置き場。板の下は高さを120センチにしてもらい、
一般的な収納家具がほぼピッタリに収まるようにしました。
作り付けの収納よりもコスト削減できますし、途中で変更も出来る。
これ、長い目で見たら結構重要です。
上部の作り付けのような収納家具と右手前の大きな収納庫。実はIKEA製品。
しかも、IKEAのキッチン収納ではないもの。デザインとサイズ感を合わせたらこうなりました。
本来、自分たちで組み立てて設置が基本なのですが、
大工さんにお願いして設置してもらったところ…
家具の周りの処理や、壁紙への対応など、到底素人では出来ない施工をしていただけました。
見た目では誰もIKEAのものとは思えない完成度です。

|||バスルームはカビ防止に重点

東京の家でも風呂場はカビに悩まされました。
いかにカビの発生を抑えるか、というのが課題。
まず必須は、バス乾燥機能。
カビ防止も理由のひとつですが、軽井沢は洗濯物を外に干せない…
夏はいいんですけど、冬は確実に洗濯物が凍ります。
室内干しが基本と考えれば、バス乾燥は必要です。
床はすぐに乾く機能性の高いものにグレードアップ。
お風呂本体は少しカーブのついたデザイン性の高いもの&魔法びん浴槽を選びました。
でも、たぶん一番贅沢?したのは、これ。

標準仕様の折り戸ではなく、一枚扉。
折り戸ってカビもつくし、経年劣化で接合部がだんだんダメになってきます。
このあたりは、初期費用が多少オーバーしても、長い目で見れば安い買い物と思い導入しました。

|||トイレの譲れない機能とデザイン性

TOTOのウォシュレット。
他社さんの洗浄機能とは一線を画しています。
もう、明確に違う!!!(すみません。私見入ってますかね…)
設備の中で絶対譲らないと主張したもののひとつはウォシュレットです。
幸いにも、TOTOで統一されたので、導入にあたりもめることはありませんでしたが。

そうすると、残るはデザイン性。
タンクレスか否か。
そして、少し高くなっちゃいましたが、タンクレスを採用。
見た目スッキリ&掃除のしやすさもプラスされて、よい感じでした。
最後まで手間取ったのが、トイレットペーパーホルダー。
TOTOのショールームに見学に行った際、
その場で風呂やトイレを選んだものの、ホルダーだけはどうにも納得が出来ず…
その場は妥協の産物のようなものを選び、期限まで自分で探すことに。
プラスチックはチープに見えがちで嫌だったため、金属製のものを。
プラス、簡単な物が置けることを条件としていました。
金属製のスタイリッシュなものは出回っていたのですが、
物を置くとなると、どこか条件が合わず…
最終的に見つけたのが写真もの。
手すりまで付いて…なんとTOTOの製品。
少し方が古かったんですかね。ショールームやカタログでは確認出来なかったものです。
「施主持ち込み」で取り付けてもらいました。