間取りのヒント

「間取りのヒントは実体験からも」という事で、私の住宅人生を振り返ってみたいと思います。

私は産まれてから現在の新居を含め、5軒の「住居」で生活をしてきました。

産まれて数年間暮らした住居、現在の実家、学生時代のアパート、結婚して入居したアパート、新居。

現在住んでいる新居と比べると、過去の住居は「良い住環境」とは言えません。「今考えると」なので、実際その時はその場所に普通に住んでいました(笑)。

過去の体験が活きる

間取り等を考えた時、頭に浮かんだのが、自分達が住んできた住居です。

せっかく「注文住宅」で依頼するわけですから、理想+現在より環境を良くしたいわけです。私が子供の頃は、「乾拭き屋根」の家もありましたから、ずいぶんと住宅事情は変わってきています。

「普通」とか「常識」は時代によって違ってきますが、住宅を建設するにあたりいろいろ調べてみると、日本の住宅は海外の住宅に比べて50年も遅れていたんですね。それが良い悪いは別として、日本は現在、いろいろ見直されている最中と言えます。

拘りは自然に出てくる

話は逸れましたが、「間取り」って考えるのは楽しいです。楽しいのですが、難しくもあります。

今だから思う事は、今まで住んできた住居の悪かった所がベースになっていて、玄関が狭いし暗い→玄関は明るくて広い方が良い。風呂が狭い→広いお風呂。キッチンが狭い→広いキッチン。収納が少ない→収納を多くしたい。冬寒い→暖かい家等、いろいろ要望が出てきます。これが「拘り」だと思います。

我が家も拘りないねーなんて言っていたのですが、「こうしたい。」という所は出てくるものです。

過去の「常識」を疑うために「情報収集」を

アルミサッシが「当たり前」だったのが、「樹脂サッシ」「木製サッシ」になりました。海外では、アルミサッシは禁止の国もあるようです。

なので、やはり「情報収集」は沢山した方が、後悔のない「家づくり」に繋がるのかなと思います。

注文住宅にして良かった

「注文住宅」にして良かったのが、今まで住んできた住宅に対する不満が解消できた点にあります。我が家を例にすると、何と言っても「冬寒くない」点に尽きます。これがほぼ8割ぐらい占めています(笑)。この「冬寒くない」というだけで、生活がこんなに楽になるのかと思うくらい衝撃的です。

私も生活が一変しまして、冬でも薄着になり、毛布一枚で寝ています。灯油を買う必要もありませんし、トイレに行くのも苦ではなく、風呂上がりもそこまで寒くはありません。朝も布団から寒くて出られない事も無いです。

残り2割は「玄関」や「水周り」に対する要望だと思います。収納に関しては、採用できる範囲は全て収納なので、とくに文句はありません。まあ、収納は多い方が良いです。あとは少し「遊びの空間」があると、生活が豊かになるかと思います。

終わりに

「注文住宅」の良さは「自分達の要望を入れつつ、無駄を削った間取りに出来る」事かなと思います。久しぶりの投稿で、同じ様な事を繰り返し書いていますが、間取りに迷ったら「今住んでいる住居の不満を書き出す」のもありかなと思います。

いつも読んで頂きありがとうございます。