注文住宅なんだから。わがやのこだわりの注文と現在。

せっかくの注文住宅なら間取りはこだわりたいもの。

ただ、どれもこれも注文したら実現できるようなものでもありません。

そんな中でも、我が家が特に重視したこだわりと、住み始めてからの状況を紹介したいと思います。

 

北側吹き抜けと、ダイニング中心の間取り

まず紹介したいのは、通常南側に吹き抜けをつけるケースが多いと思われますが、我が家では北側に吹き抜けを設置したこと。

北側に吹き抜けを設置した狙いとしましては。

・柔らかい光が差し込む。

という点です。

北側に吹き抜けなんてつけても、日陰で光が全然入らないのでは?と思われるかもしれませんが、実際はとても明るいです。

吹き抜け上部につけた3連窓のシェードを上げると、直射日光ではない柔らかい光が吹き抜け全体を照らしてくれます。

それは想定していた以上に明るく、居心地のいい場所になっています。

庇の取り付けにくいツーバイフォーの家では、夏場などの南側から照りつける光を遮るものがありません。

結果として、吹き抜けに取り付けられたシェードを閉めっぱなしになってしまうのでは?と思い、南側は通常の部屋にして、

北側に吹き抜けを設置する設計にしてもらいました。

我が家ではその吹き抜けにはダイニングを設置し、北側だと暗くなりがちなキッチンにも柔らかな光が入るようになっています。

 

吹き抜けは家の中心

我が家にはリビングが南側に設置されているのですが、設計の思想としてはダイニングが中心になるような間取りにしました。

様々な動線がダイニングを通るようになっており、さらに吹き抜けを設置することで、ダイニングの雰囲気が2階にも伝わるようになっています。

そうすることで、自然とダイニングに集まり、適当に座っては、なにかやっているのかな?と子どもたちも集まってきます。

オープンキッチンで料理を作る母親がどんな料理を作っているか。またお手伝いのきっかけにもなってほしいなと思っています。

リビングの音の広がり

もう一つ気にした点として、リビングの音が家中に響き渡らないように、という思いもありました。

リビングは家族を含めて色々な人が集まる場になる可能性があります。

中には別で行動したい人もいるでしょうし、一人でいたいこともあると思います。

リビングではなく、ダイニングを中心とすることで、リビングを経由すること無く外に出られる動線にもしています。

 

5年過ごしてみてどう?

北側のダイニング吹き抜けの家で暮らして見て5年。

南側の吹き抜けの家で暮らしたことが無いので簡単に比較はできませんが、ダイニングは非常に過ごしやすい場所になっています。

リビングと吹き抜けが分かれているため、リビングでの音が二階まで聞こえてこないのもいいです。

一方で、キッチンにいる妻と二階の書斎にいる自分が、その場同士で会話できるぐらい、ダイニングの音は2階に筒抜けです(苦笑)

自分の書斎がほぼ部屋になっていないというのはあるかもしれませんが。

家族の雰囲気が吹き抜けを通して伝わってくるのは、なんだか安心します。

2階にある子供部屋も吹き抜けから音が伝わるため、部屋にこもってしまうことのないようにしてもらえればなと思います。

(書斎と違い、子供部屋はちゃんと部屋です。)

我が家のこだわり吹き抜けの紹介でした。