我が家は1FにLDK、2Fにバスルームがあります。
これはかなり早い段階から決まりました。

「2Fお風呂ってあんまり見かけないけど、何かデメリットってありますか?」
率直に営業さんに聞いたところ、老後、足腰が悪くなった時に階段がつらくなるからとのこと。
後は配管が伸びる分、少しお金がかかるけど、差額で2~3万と微々たる程度だそうです。

確かに1Fだけで生活が完結する間取りの方が長期的なことを考えるといいかもしれません。
階段がネックだとすると、2階建ての家を建てた場合、
足腰が悪くなれば将来2Fを捨てることになると想定できます。

平屋のおうちを建てられればベストなのかもしれませんが、
広い土地を買ったのはトラックを置く駐車場を確保するためなので
平屋という選択肢はそもそもありません。

そうなると捨てられる設備を2Fに置くと考えます。

どれを捨てる?

1. 【2FにLDK・1Fに居室】の場合
主たる生活の全てが2Fになるので考えにくい。

2. 【2Fにお風呂・トイレ・居室】の場合
生活の主軸は1Fに。2Fへ行くことが困難になった場合、1Fに寝具を用意して
LDKが居室代わりになる。お風呂を将来的に1Fにリフォームすることになる。

3. 2Fに居室・トイレのみの場合
1Fに寝具を用意してLDKが居室代わりになる。

将来的に、お金が一番かからないのは3ですが、
私はLDKを少しでも広く取りたかったし、
洗濯動線がリビングを通過するのがどうしても嫌だったので2にしました。

南面にはリビングを配置したい。
1Fにお風呂を配置すると洗濯動線も1Fになります。

・1Fに洗濯物を干そうと思うと、リビングから洗濯物が丸見えになる…
・洗濯物を取り込むときリビングが散らかる。
・雨の日はどこに干す?

などなど、避けたい状態に逆戻りです。
コチラの記事参照『キレイを維持するために』

2Fにバスルームを配置すると、これら全てが解決できます。

2F洗濯動線

バルコニーで干すため、1Fには洗濯物が散らかりません。
これだけでリビングが圧倒的に片付いて見えます!

室内物干しはPid4Mを採用しました。
耐荷重量が大きく、他のものよりシンプルで目立たない気がしたので。

室内物干しPid4M
Pid4M使用イメージ

雨の日は寝室のPid4Mと浴室乾燥で干します。

Pid4Mは我が家ではずっとワイヤーが伸ばしっぱなしです。
ベッドの上なのもあり、高めに設置したので誰も頭をかすめないですし、
室内干しじゃない日も、ここで洗濯物を全部ハンガーにかけてから
バルコニーへ持って行くので毎日使っています。

ハンガー常駐

冬なんかは寒い外で作業時間を少しでも減らしたいし、
夏の暑い日も家の中で全て干してから外に出した方が日焼けも防げて暑い思いをしなくて済みます。

乾いたものを取り込んだ時もPidにかけます。
洗濯物はベッドの上に畳んで、各部屋にしまいます。

洗濯物を行き先別に畳む

浴室前のトール収納にお風呂後着る下着やルームウェア、タオル、バスマットなどをしまっています。

お風呂に行くときは身一つで

ここだけ間取り計画段階から迷っていたところですが、
ファミリークローゼットにすれば良かったかなぁ…と思います。

洗濯物を畳むのもしまうのも、一箇所ならもっと楽だろうと。

当時、あまりファミリークローゼットを具体的にイメージ出来ていなかったので
採用しなかったのですが、今思うとファミリークローゼットから浴室が一続きになっていたら
洗濯動線がさらにコンパクトにまとまって良かったんじゃないかなぁと思います。

老後問題

洗濯動線を考え、2Fバスルームにした我が家ですが、
老後、もし足腰が悪くなってしまったら。

20年後、30年後になったらまた住宅事情も変わっていそうですし、
技術の進歩に期待することにしました(笑)

楽観的ですが、あまりに先のことを心配し過ぎて
今の生活が不便になるのは良い買い物ではない気がして。

いつまでも元気で階段を上り下りできるように、
食事や運動で健康的な身体作りをしていくことも大事かな(^^

家は大きな買い物です。
長いスパンで考えつつ、今の暮らしも大切にしたいと思います。