どうも私です。
前回「ほんと人生なにが起きるかわかりませんね(白目)」と言って始まった家づくり。
しかし土地があっても、建てる会社をみつけなければ話が進みません。
ネットで調べるのが面倒だった私達は、手っ取り早く色々な会社の話が聞ける住宅展示場に行くことにしました。
「初めての住宅展示場」
私達は期待と希望に胸をふくらませ展示場のゲートをくぐりました。
私「今日運命的な出会いがあったらメーカー決めちゃう?」
夫「おいおい気が早いぞ(笑)」
娘「ママ!あのいえ2かいにでっかいゾウさんがいる!!」
夫「おっ。じゃあゾウさんのいる所から行こうか。」
私「ちょっと二人とも待って~。」
幸せそうな家族ですね。(嫌な予感しかしない。)
住宅展示場に行ったことのある人ならおわかりかと思いますが、
初心者が無計画・下調べなしに展示場にいきなり行くのは自殺行為です。(言い方)
客→メーカーの事をよく知らない
メーカー→お客の事をよく知らない
初対面、お互い知らない者同士で まず何をすると思いますか?
そうです。あれです。
「自己紹介」です。
いや自己紹介と言っても趣味とか年齢の話ではなく そのメーカーの説明、イチオシ部分を一時間くらいかけてガンガン紹介してくるアレです。
初対面だからしょうがないですよね。
「我が社のコンセプトは~」「免振装置は~」「断熱材は~」「換気システムは~」
などの紹介だけで一時間。
メーカーによっては自社で制作したビデオとかまで使って説明してくれるところもありました。
ググれば10分くらいで調べられそうな内容の話を一時間。(白目)
初対面だからしょうがないですよね。
その間お客はアンケートを書かされます。
書いている時はメーカーの自己紹介があんまり頭にはいってきません。
なぜならこのアンケートというのは「名前・住所」は当たり前。
年収、勤め先、いつ家をたてる予定か、親から援助はもらえるか、土地を持っていたらその住所、いくらの家を建てたいのか、頭金いくら払えるか、月いくらまでローンを組む予定か・・・
結婚相談所でもここまでエグイ質問してこねーぞ!!
ってくらい色々書かされるからです。
(「そんなアンケートあたりまえじゃん」って思ったそこのあなた。相当麻痺してますよ。)
でも初対面だからしょうがないですよね。
さらに恐ろしいことに そのアンケートを見ながら営業マンからお客へ一時間くらいのヒアリングがあります。(白目)
でも初対面だから・・・
私・夫「か、帰らせてくださいっっ ><;;;;」
娘「zzzzz。(力尽きた)」
二社目で耐え切れなくなり尻尾を巻いて展示場をあとにしました。
だって二社まわるだけで四時間超えって・・・
なんの下調べもせず、無計画のままいきなり展示場に行って得たものは「紙袋に入った分厚い商品(家)紹介のカタログ数冊」と「子供のお土産にもらったお菓子」と「メーカーのマスコットが書いてあるマグカップ」。そして半端ない疲労感。
ご飯を作る気力も奪われたので帰りはスシローへ行きました。
私「どっか気になるメーカーあった?」
夫「いや・・・。っていうか二つしか見れてないし・・・。」
娘「サーモンチーズ!サーモンチーズとって!!(復活)」
家を出る時はあんなにキラキラして希望に満ち溢れていたのに・・・
気が付けば初めて味わう疲労感と、謎の挫折感。
もらったカタログはクグれば大体出てくる内容であふれていました。
「完全な無駄足。」という言葉が一瞬脳裏ををよぎりましたが、次回のための勉強だと自分達に言い聞かせました。
『これから展示場に行こうと思っている方へ』
何も下調べせず無計画に展示場に行こうとしていませんか?
いきなり住宅展示場に行ったら、いきなり間取り図を書いてくれて、いきなり予算が判明し、いきなり家づくりの話が進みだす・・・
そんな奇跡はなかなか起きません。
アンケートは書かないといけないし、
説明は聞かないといけないし、
子供は飽きてぐずりだすし、
親にも話したことがないくらいのお金の話を「今日あったばかりの人」が聞いてきたりします。
初めて展示場へ行く時はイロイロ覚悟しておいてくださいね☆彡
これだけ書くと展示場が「恐ろしい地獄みたいな場所」(言い方がヒドイ)になってしまうので、次回は「私達が地獄を味わってからどうしたか」を書いてみようと思います。