こんにちは。PenPonです。
家づくりを検討し始めてた時から譲れなかったもの。
それは”無垢材”。
自然素材は好きの自分としては、その夢は譲れず、色々情報収集しておりました。
無垢床ショールームで聞いた無垢材の選び方
設計士さんが色々な種類の無垢材のパーツを取り寄せてくれてはいました。
しかしパーツだと手触りや色はなんとなくわかるんだけど『床全体の大きさになったときはイメージが違うのでは?』というのが心配なところ。
キッチンや壁紙とかはショールームがあって実物を見れるんだから、無垢フローリングにもそんなショールームないのかなと調べてみると少ないながらもいくつか出てきたので、行ってみることにしました。
江戸の木材の切り出し場であった木の聖地 ”木場” に居を構える
木魂(KODAMA)さんです。
ここで実際に見てよかったのは、ある程度の大きさで無垢材をきちんと見れること。
そして、3、4年使用後の姿を見て、体感できること。
木魂さんで言われたのは、
- 『一見違うように見える材でも、経年変化をみる』
- 『グレードがどこまで自分の許容範囲なのかを見極める』
ということが、無垢材選びで大切だと。
ここでアメ色になって飾られている無垢材たちは、数年間置かれた状態なので日焼けや経年劣化をしている姿なのです。
無垢材は、自然素材なので変化の大きいもの。
新築直後はよくても住んでいるうちに思っていた色と違うということも。。。
一見違うように見える材でも、経年変化を経たあとの色や風合いで選ぶことで、お手頃価格で無垢材を手に入れることもできるということなのです。
実際に経年変化した無垢床の自分好みを知ろう
ということで『無垢材の種類を説明する前に、まずは好きなサンプルを選んでください』とのこと。
なるほど、ウンチクどうのこうのよりまずは好みを重視するということですね(・∀・)。
。。。
ワタクシ『真ん中の板が一番いい!あと奥の両脇の板もいいかなあ。』
と言ったところ、やはりど真ん中は設計士さんから頂いたサンプルでも一番に選んだ”チーク”。
経年変化した姿でも、ぶ。。。ぶれてない自分(^▽^;)。
無垢材を選ぶ方といえば、
- パイン・杉などの柔らかい薄い色系の温かみのある木材
- チーク・ウォールナットなどの濃い茶色系の落ち着いた感じの木材
大きくは2極化するかと思うのですが、
ワタクシの好みは後者の落ち着いた色系です。
後者の問題は、お値段!
やはり木魂でもチークは2万円台/m2のお値段(ケースだと3万円台(汗))。
お値段にはまらない無垢材。どうする?
カタログ上。。。つまり経年変化をしていない状態の無垢材では白っぽくて自分の好みではないなと思っていたブラックチェリーやシベリアウォールナット。
しかしここで経年変化した姿をみると、自分好みの赤っぽい深い色の無垢材に変わっているのです。
そして、なんとこの二つは、UNIやラフを選べば8千円台/m2に。
これなら、手に入る:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
色々なパターンの施工事例を見させてもらうと、この二つの木材なら自分的には、UNIや中程度のラフグレードでは気にならないということもよくわかりました。
これ、杉やアカシアなどでは少しでも節があるとうるさく感じてダメだとかもあるんですよね。
※グレードとは、木の節・辺・色ムラの入り具合で決められていて、高いほどそういったものが少ないのです。
カタログやサンプルだけじゃ、自分の感覚に合う範囲はどこまでかなんてわからなかった。
実際に見てみるのが一番。うん。
ショールームなら足ざわりも体感できる
さらにはだしになっていいですよ~と言われたので、裸足になってみると
確かに、よく言われるように固い木と柔らかい木では足ざわりが違う。
走り回る双子たちにどっちがいい?と聞くと
『こっち~』
とウォールナットの固い木を言われました。
サラサラしてていいらしい。
夏場は固い木のほうがいいんですね。
逆に、冬はその分柔らかい木のほうがやっぱり温かみを感じるということなのかな。
無垢床に対する疑問
なんとしても無垢の床にしたいという思いはあるものの、やっぱり無垢材のデメリットは気になるところ。
せっかくなので無垢材のプロに聞いてみました。
(木魂さん)無塗装は乾燥させた姿で、ある意味自然な姿ではない。オイル塗装した姿が本来の木の色味に近いので塗装をしたほうがよいですよ。
(木魂さん)ウレタン塗装を塗ると、何年か使うと結局はげて無残な状態になる。そして一部だけ塗りなおしはできない。やるなら全部やらないといけない。ウレタン塗装はむしろオススメしません。
※詳細は木魂さんのこちらの記事が参考になります(⇒キッチンや洗面・脱衣所にはウレタン塗装が適しているの?)
(木魂さん)方法は5つあります。
- 幅の広さ
- 節や色むらの有無
- 塗装
- UNIなのか1枚物なのか
- 樹種と産地
※詳細は木魂さんのこちらの記事が参考になります(⇒無垢フローリングの価格設定方法・お施主様が見るべきポイント)
私も最初は、自分の好みでいけばチークしかないのかと思っていましたが、経年変化した姿や2の節や色ムラの有無を実際に目で見てみると、もっと安い価格帯のものに下げれることがわかりました(・∀・)。
無垢材のショールムって他にどこがあるの?
Google検索で『無垢 ショールーム』で調べると、少ないながらもいくつかショールームの候補がでてきます。
関東圏内のわが家としては、都内の以下3か所に目星をつけました。
- 木魂(KODAMA)【最寄り駅】有楽町線新木場駅
- MARUHON:【最寄り駅】新宿駅(新宿OZONE内)
- 無垢フローリングドットコム:【最寄り駅】渋谷駅
そう何度も行ける場所ではないのでどこにするか悩んだものの、無垢材のいろはがブログに丁寧に書かれていた「木魂」さんにしました。また、OZONEで別の相談に行った際に「MARUHON」さんでもお話を聞きました。
両方行ってみた感想としては・・・
ネットでみた情報しかよくわからず、一から無垢材のことを説明してほしいという人には、木魂はオススメです(*^▽^*)。
無垢床を体感できます。
※ただ人気があって遠方からも見学に来る方もいるようで、週末の場合2週間以上前じゃないと予約は厳しそうです。
MARUHONさんは、その後詳しく知ったあとにもう少しピンポイントで詳しく知りたいというときによさそうな気がします。
無垢床に興味のある方は、ぜひ一度ショールムに行くことをオススメします(^^♪。