正式契約の前に

メーカーが積水ハウスに決まり、いよいよ契約です。
その前にやることが基本設計の決定と見積もり。
もちろん設計の微調整はギリギリまで続きますが一旦は決定しておかないと金額も確定しないし建築確認申請も出来ません。

ちなみによく頭金ゼロでもOKという話を聞きます。
確かに住宅ローンとしては頭金がなくても組む事は可能なようですが
実際には申込金や各種申請等の諸費用として現金は用意しなければなりません。
我が家の場合マイナスからのスタートなので最初は少々焦りましたが申し込みの頃には少々の蓄えも出来るようになっていたので事なきを得ました…。

さて、今までは営業マンとのやり取りでしたがメーカーを決定して正式に申し込むと設計士が登場してプランを詰めていく事になります。

やはり問題となるのは間取り。
今回の商品は4連窓のちょっとカッコいいファサードが付いてくるので(ファサード:家の顔にあたる部分)
エクステリアは何とかイイ感じになってきましたが改めて提案された間取りはあまり変化がありませんでした。

新たなプラン

そこで建築事務所に提案してもらったプランが非常に気に入っている事を話して実際に模型や間取りを見てもらいました。
これには建築士も刺激を受けたらしく、次に出してくれたプランはこれまでにない出来でした。

今まで階段室は奥の方に収まっていましたが、新しいプランではシースルー階段をリビングの窓際に配置してスペースを有効活用しつつ採光を確保。
キッチンをセンターにレイアウトしてLDKというよりDKLという並びに。
シースルー階段は少々値が張りますが小さな吹き抜けも出来てリビングのイメージが一新されました。
2階は南側に洗面所とランドリースペース、寝室は眩しくないように北側に。
自分たちの希望を取り入れつつ新しい工夫も見られる斬新なレイアウトです。
この後色々と修正するのですがようやく現在の最終形態に繋がるプランが登場したのでした。

積水ハウスのプランと言うと今までは平凡なイメージでしたが積水設計士の真の実力を見せてもらいました。
これは想像ですがお客さんの傾向として保守的な注文が多いため普段はどうしても無難なプランを作るようになっているように思います。

とにかく今後はこのプランをベースに詳細を詰めていく事になります。
これでようやく契約に漕ぎ着けました。

契約

契約は支店の一室で行なわれたのですが、あれだけの数のハンコをを押したのは生まれて初めて。
一生分の実印を押したような気がします。
時間も長くかかり、一番疲れた打ち合わせかもしれません。
支店の中にはキッズスペースもあるのですが子供がいたら絶対飽きちゃって大変そう。

何はともあれ、これからいよいよ家づくりが本格的にスタートです。

続く。