紆余曲折を経てようやく承認が下りた我が家の住宅ローン。
真冬の契約から時は流れて夏を迎えようとしていました。
ここで改めて工事スケジュールを組み直し、スタートは8月のお盆明けに。
当初予定より2ヶ月以上遅れてしまいましたが、梅雨時に基礎コンクリートを打ったり真夏の暑い時期に作業したりという事がなくなったのは幸いと言えるかもしれません。
さて諸々の手続きが進行する中、現場をスタートさせる前の一大事が地鎮祭。
最近は省略される施主さんもいるようですが、手配は積水さんでやってくれるし後々の心の平穏を考えてここはキチンとしておきましょう。
もちろん初穂料等の費用は掛かりますがまあ微々たるものです。
それよりも準備の方がたいへんでした。
建築予定地は自分の父が所有する土地なのですが
半世紀も放置していたのでお隣さんが車を置いたり小さな畑を作ったりしている状態でした。
おかげで荒れ地にもならずに適度に管理された状態だったのでウチとしてもそれで良かったのですが
前の年に、近々ここに家を建てようかと思っている旨を伝えたところ、流石にこの年は畑を作らないでいてくれたわけです。
そして迎えた夏。
当然のように伸び放題の雑草。
地鎮祭の前にこれを何とかしなければなりませんでした。
もちろん業者に頼めば簡単だったのですが、狭い土地だと思って草むしりを甘く見ていたのが大間違い。
梅雨の前にある程度はやっておいたものの、夏本番を迎えて現場はジャングルの様相を呈していました。
そして空を見上げれば雨雲が…
この日の天気予報は午後から雨。雷鳴が轟き暗雲垂れ込めるスタートとなってしまいました。
抜いても抜いても雑草は減る気配を見せず、この日のために用意した草刈り鎌の切れ味も悪くなり腰やあちこちの関節も悲鳴をあげていました。
それでも激しい腰痛を我慢して汗だくになった甲斐あって何とか日暮れ前に草むしりを終える事が出来ました。
雨が降らなくて本当に良かった。草むしりをするにしても地鎮祭前日なんてギリギリは絶対やめた方がいいです。
前日とは打って変わって晴天に恵まれた地鎮祭当日。
エイエイエイと鍬入れをするテンションが良くわからなくて困りましたが滞り無く儀式は無事に終了しました。
ちなみに神社の手配は積水さんがやってくれます。
市内の神社かと思ったら関東でも最古の大社とされる霊験あらたかな鷲宮神社。
当時はアニメ「らき☆すた」でも話題になっていた有名な神社です。
いわゆる聖地巡礼の走りになったのではなかったかと。
そういうのは嫌いではないので改めて全話見てしまいました。
せっかくなのでその後は初詣にも行っています。
さて縄張り作業も済んでいるので地鎮祭が終わったらいよいよ工事が始まります。
続く