間取りの提案を受けたあと
いろいろなことが、ものすごいスピードで
動きだしていました。
まずは地盤調査
今、考えれば総予算を早く知りたかったというのが
心にあったのだと思います。
地盤改良が必要なら考えているよりもっと
小さいお家にしなくてはならないのです
建設予定の土地は作物が植えられており
できるだけ影響がないように考慮して調査が
行われました。
次に土地の登記状態
相続の関係で建設予定地は新たに分筆しなければ
ならなかったのですが
相続問題も完全に終了しておらず同時進行
名義変更や境界立ち合い
会ったこともない土地の所有者に
連絡をとるように言われたり
分からない単語が飛び交うなか
土地家屋調査士の測量、税理士との打ち合わせ
こんなにたくさんのステップを踏まなければ
家って建たないのか・・・・と挫折しそうになった
時期でもありました。
この頃の営業さんは
サッカーでいうキャプテンのような感じで
次から次へと各所に指示を出していました。
頼もしくもありましたが
この時から自分自身の気持ちが不安定で
揺らぎが一層強くなっていきました。
信じなければいけない
でも信じられない気がする
そして銀行のローンの仮審査申し込み
精神的に一番辛かったのが保証人問題
保証人は身内にお願いしていました
当初は快く引き受けてくれていたのですが
やはり不安もあったのでしょう
会うたびにキツイ言葉をかけられるようになり
当日、本当に書類にサイン、押印してくれるか
胃が痛い毎日が続きました。
あれもやらなければ
これも・・・・
そんな精神状態で、へーベルハウスを紹介してくれた
友達とカラオケに行くことになり
部屋の中で今の不安な気持ちを打ち明けました。
何かに追いかけられているようで
毎日辛い
もうやめることはできないのかな
でも営業さんは色々親切に手配してくれているから
自分から断ることはできない
「家を建てるのをやめたい」って
メールして欲しい と
友達はその通りにメールしてくれました。
その日のうちに営業さんから友達に返事が
返ってくることはありませんでした。
翌日、営業さんから友達にメールが来たようで
そのまま転送されてきました。
そのメールを見て私は
へーベルハウスで家を建てるのはやめたいと
強く思ったのです。
その内容が
「今は精神的に落ち込んでいる「時期」だから
計画を「中止」ではなく「延期」にしてはどうか
ここで計画を「中止」にしたら
地盤調査や土地家屋調査士の関わった仕事の金額は
請求することになる
弊社としても3000万円近い損益となるため
避けたい
あぁ・・・私とのやり取りは
家を建てるためだとは分かっているけれど
1番嫌なのは「会社の損益」なのですね
営業成績が大切なのですね
物事が進んでいくスピードについていけない
営業さんに言われるスケジュールについていけない
このまま追い立てられるように
進んでいくのは嫌
そんなマイナスな気持ちを抱いて
過ごすようになってしまったのでした。
家と恋を続けられる?
To be continued・・・・