第8回目 扉について
扉は毎日開け閉めしますし、開閉スペースも取ります。また、室内扉や押し入れ扉も、結構、お部屋のインテリアに影響すると思っています。ということで今回は我が家の扉について触れたいと思います。
扉には片開き、引き戸、折れ戸、観音開きなどがあります。大きさだけでなく扉の素材も進化していて、ちょっと見では分からないほど本物の木の感じをだしているEBオレフィン仕様(住友林業標準)やオプションのリアル突板仕様は高級感があります。大きさも枠内幅が580mm~830mm(もっと大きいものもあるかも)、高さは2000mm~2400mm超(天井高)。色調はダークなウォールナット調から明るいメイプル色調や白い扉まで選べます。ちなみにEBオレフィンシートは濃い木材柄の方が木材っぽく見えます。
引き戸か片開きか
引き戸は前後スペースがいらず、便利な面があります。通気は扉の隙間から行われますし、ソフトクローズは標準。ただ、開けた時に袋に納まるようなタイプは、中にゴミもたまりやすく滑車も滑りづらくなることも。一方、片開き扉は押すタイプと引くタイプがありますが、開閉スペースが必要ですし、開いた時の固定金具(マグネット)が床につき邪魔。そして片開き扉はソフトクローズが標準ではなくオプションになります。我が家では場所によって使い分けしました。洗面所2ケ所、1F、2Fトイレ、洋間、WIC出入口は引き戸。リビング、寝室、オーディオルーム出入口は片開き扉。ちなみに押し入れや階段下収納等は折れ戸。
室内扉は天井高
オーディオルームの防音扉は別仕様ですが、その他の室内扉や押し入れ扉は全て天井高にしました。住友林業標準で天井高のハイウォール扉を選べます。前回書いたように我が家は窓も天井高なので、扉が天井高だとインテリアのバランスが取れます。
お気に入りの扉
リビング出入と洋間出入り2ケ所の扉。玄関ホールからリビングに入る片開き扉は標準の710mmより広い830mmのチーク突板仕様の片開き扉。扉枠も標準より太く、しっかりした扉です。ソフトクローズもあり、質感も良くお勧めです。チークの板目がきれい!
もう一つはリビングから洋間に入る引き戸。ここはTVの横でウッドタイルとのつながりもあり、同じデザインのチーク突板仕様の引き戸にしました。枠内幅は標準幅と同じ710mm。リビング入口片開き扉より狭いですが、オプション金額はこちらの引き戸の方が高くてびっくり。枠のお値段の差でしょうか?下の写真はリビング側から見た洋間の引き戸。
下の写真は洋間側から見たところ。(袋タイプにはしませんでした。窓枠大きい。)
狭い扉
標準幅710mmより狭い扉を1ケ所使いました。キッチンから洗面所に行く引き戸で580mmの引き戸。冷蔵庫、パントリーに挟まれたスペースであり、反対側は洗面化粧台との関係で狭くせざるを得ませんでした。でも、普段使っていて何も問題ありません。下の写真はキッチンから
オーディオルームの防音扉
通常の部屋の片開き扉は下が数ミリ開いています。これは24時間換気の通気を確保するもの。オーディオルームでは防音面から音漏れになります。かと言ってスタジオのような頑固な扉は必要ないので、大建工業製の防音ドアを選びました。下に隙間をなくす台形の敷居があり、更にドアロックでカチッと閉めるものです。ただ、高さは2000mmしかなく、ここだけハイウォール(天井高)にはできませんでした。下の写真はオーディオルーム内から
棚に扉を付けるか?
本棚やパントリーに扉を付けると中を隠せるメリットありますが、インテリア的にはオープン棚もいい感じになることがあります。場所、部屋のバランスですかねえ。我が家ではパントリーは扉ではなくロールカーテンにして、普段はカーテンを開けています。2F本棚は北バルコニー横廊下ということもあり、目隠しの意味で観音開き扉をつけました。
玄関ドア
最後は玄関ドア。他との色調を重視した木調で落ち着いたドアを選びました。親子にはなっていませんが、横にはめ殺しガラスが入っています。
次回、こだわり(インテリア部材)について書きたいと思います。