我が家は、旦那の祖父母が建てた平屋に数年住み、建て替えました。
元のお家は、築60年。布基礎(鉄筋無し、下は土)、断熱材無し、夏の熱気や冬の寒さが上からも下からも壁からも伝わってきました。一部窓枠が木のまま。アルミサッシに替えてあるところでも、台風の日には隙間風でカーテンが揺れました。
そして、狭い上に、生活動線に無理がありました。
リビングから寝室に移動する通路がキッチンだったり。
駐車場側に玄関が無く、掃き出し窓からの出入りが常態化していたり。
「建て替えたい」と何度か言っても気乗りしなかった旦那が家を考えるきっかけになったのは、外壁屋さんの一言でした。
「屋根がさびてきているから、塗装した方がいいよ。旦那さん、DIYやるんなら、塗料と刷毛を用意するし、塗り方も教えるよ。」
今、塗り替えにお金をかけ、剥がれ続ける軒天を直しても、子ども部屋が足りなくなる。
それならば、いっそ家を建て替えて、快適な暮らしも手に入れればいいのではないか。
2017年のゴールデンウイークに、住宅展示場を回り始めました。
展示場で、最初に見学したのが、新昭和でした。
ベテラン営業マンが親切に案内してくれ、旦那はかなり気に入ったようでした。
初日だけで5社ほど見学し(打ち合わせに発展したのは3社)、その後も、週末毎に展示場や地元工務店などを見に行き、2ヶ月で見た数は、約20社。
2回目の打ち合わせをしたのは、5社。
その中の1社に絞り、細かい打ち合わせに進みました。
実は、その時に、新昭和は一度お断りしました。
しかし、打ち合わせの中で、自分達の住む「市街化調整区域」の壁にぶち当たり、「建築基準法22・23条」と「既存不適合」に頭を抱え、法務局に行き、市役所に質問に行き、調べました。
そして、最初に選んだ建築会社をお断りしました。
2017年秋、もう一度、展示場や工務店を回り、初夏にお断りした会社の中の有力候補に連絡しました。
秋に新たに見学したのは 5社。
半年間で合わせて 約25社を見学・検討しました。
その中で、自分達の建てたい家を予算内で建ててくれる会社、私達の意図を汲んでくれる営業さんを選んでいったら、新昭和になりました。
『クラッソーネ』ブログは、記事数の目安があり、すべての建築会社については、とても書ききれないと思いますが、私達が重視した項目を中心に、書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。