第2回目はハウスメーカー選びです。
ハウスメーカーをどこにするかは、各人いろいろ考え方で決まると思います。
建築予算とそのハウスメーカーの売りが自分のこだわり優先順位と合っているか、提案力や仕様、オプション選択肢、営業との相性、最終的には自分の好みかどうか・・などなど。
我が家の場合、まず住宅展示場でいいなあと思ったのは4社。完成住宅や既にお住まいの家まで見学に行きました。その内の2社は間取り提案の時点でお断りしました。そして最後まで迷ったのが積水ハウスのシャーウッドと住友林業ビックフレームでした。
24年間トラブルもなく、安心して住めていた積水ハウスなのですが、不満と言えば、当時の軽量鉄骨ゆえ(?)と思われる家中の響きが大きいこと、部材に塩ビシートが多く(フローリングは突板ですが)、木材質感を上げたかったことでした。折角の建替えなのでその辺は解消したく、木造二階建てで積水ハウスと住友林業で約3ケ月間、外観、間取り、オプション仕様のことなど、かなり詳細に打ち合わせして見積もり比較しました。
*家中の響きについては各社モデルハウスを見学した時、床の振動などで確認していましたが、軽量鉄骨系でもあまり感じませんでした。(モデルハウスだから?改善されている?)
我が家の営業担当は二社とも営業課長兼モデルハウス店長さんでした。お二人とも他社のことまでよく知っているベテラン(40代後半?)で、こちらの細かな質問や要望にいろいろ答えてくれました。
住友林業は積水ハウスオーナーから乗り換えての建替え事例のチャンスと頑張ってくれ、積水ハウスとしては自社オーナーを他社にとられるのは社内的にまずいとのことで、これまた必死で応戦してくれました。
積水ハウスは工場見学会に参加して構造や強度、特徴など説明を受けましたが、シャーウッドの良さと安心感が増します。お薦めです。ただ積水ハウスは契約するまで設計者はお客の前には現れません。
その点、住友林業は契約前でも細かな打ち合わせに設計者が同席してくれたのでありがたいです。ちなみに我が家の担当はやさしい一級建築士の設計課長さんでした。(後日、積水ハウスの営業も住友林業の契約前設計と対応のシステムを羨ましがっていました。)
両社とも耐震性能、断熱性能などはそう変わらないとして、その他比較したところを少し記述します。
何といっても積水ハウスはメーターモジュール(1000mm)で建替え前の家もそうでしたので、風呂、廊下
階段、トイレの幅が広い。そんな暮らしに慣れていたので、住友林業の尺モジュール(910mm)は狭く感じます。(最終的には住友林業で階段、トイレ、廊下はメーターモジュール幅にしました。)
妻は安心の積水ハウス派。特に営業さんがお気に入り。TVCMのイメージのようなスローな暮らしが好き。私は住友林業派。チークなどの高級木材が選べるし、積水ハウスとは違うワクワク感がある。
そして妻と何度も検討して、住友林業で契約することになりました。
妻も住友林業ですごく満足してしています。
次回、間取りについて書きたいと思います。