家づくりの計画が進み、間取りが最終的に決まる頃
バスやトイレ、キッチンなど設備機器などを決めるために
大抵、建築業者の営業担当同行のもとショールームに行くことになります。
その前に機会があれば、ぜひ個人的にショールームに足を運んでおくことをお勧めします。
我が家の場合、設備の標準はTOTOかLIXILと言われていましたが
当初、いつの段階で設備関係やドアや窓の種類を決めるのかよくわかっていなくて
間取りがだいたい決まった頃に担当営業より
「キッチンやトイレなどを決めるためにLIXILのショールームにご一緒します、いつにしますか?」
と聞かれるまでショールームに行くのはもっと先のことだと思っていました。
担当者と一緒に行って、いきなり見学して一気に説明を聞いても
絶対に説明を聞き漏らすだろうし、ゆっくりと見れないはずと思い
夫婦で事前の下見に行きました。
夫婦での初ショールーム見学はLIXIL。
勝手に入って見ることは出来ないですが
予約をしていなくても「見学させてください」とショールーム受付に伝えると
簡単に展示場所などの説明をしてくれて自由に見学させてくれます。
(受付で名前や連絡先は記入します)
この時は、標準設置製品などの情報だけは持って行きましたが
間取り図までは持って行きませんでした。
まだ設備機器についてはっきりとしたプランニングは出来なくても
実際にショールームに行って製品を見て予習さえできればいいなと思っていました。
結果、行ってよかったです!!
後日、打ち合わせのためにショールームに行ったときには
下見していたお蔭でポイントを絞って製品を見ることができましたし
建築会社の担当者やショールームのスタッフの方へ
質問したいことや確認事項をスムーズに聞くことができました。
もしも事前に行っていなかったら
当日は製品についての説明を聞くだけで多くの時間を使い
限られた時間の中で納得のいくまで見たり、話を聞くことはできなかっただろうなと思います。
時間的に余裕があるのなら
設備機器のショールームでの打ち合わせの前に各自で下見に行くことをお勧めします。
最終的には、キッチン、カップボード、バス、トイレ、床をLIXIL製品にすることに決めたのですが
色や仕様などを再度見に行くために打ち合わせ後も個人的に何度もショールームに行きじっくり選びました。
(機器発注のタイムリミット、ギリギリまで待ってくれた住創館担当者には大感謝です(^^))
我が家の場合
カップボードや脱衣所の棚は、LIXIL製の物を施主持込みする予定だったので
システムキッチンが決まった後もLIXILショールームに出向き
カップボードの組み合わせプランをいくつも図面とパース図に起こしてもらいました。
ショールームでは業者を通さずとも見積もりサービスしてくれるのです。
そのことを知らない施主も多いのではないでしょうか。
また、カタログやネットではわかりにくいエコカラットやフローリングなどは、
大きな展示で見ることでイメージが湧きますし、想像してたのとは違ってたということが多々あります。
一度や二度見ただけでは、夫婦の意見をすり合わせられず
急に思い立ってふらりと行ったり、建築会社での打ち合わせの後に寄ることもありました。
毎日見たり使ったりするものを決めるのですから
心ゆくまで見て体験してから時間を掛けて決めたことは、無駄ではなかったと思っています。
(我が家の場合は、車で20分ほどの場所にLIXILショールームがあったということも幸いしてました)
当初より気密性、断熱性を考えた家づくりをしたいと思っていたこと
夫婦ともにYKKAPの大ファンだということから
窓は、YKKAP社製のAPW330と決めていました。
実は、建築会社を住創館に決定した大きな要因に
樹脂製のAPW330が標準仕様の窓であるということがあります。
HM選定中に住宅展示場見学していたときも
まず最初に設置されてる窓のメーカーをチェックしていました。
ちなみに、窓がYKKAP製であってもAPW330が標準であるHMはあまりなく
APW330にするには追加料金が必要なことが多かったです。
YKKAP製にこだわっている我が家
YKKAPのショールームにももちろん行ってきました。
(こちらは近所にはないので、最寄駅より電車で40分の新宿ショールームへ行きました)
窓だけでなく、玄関ドアやポストユニットも展示されていて
予約していくと性能や仕様について詳しく説明してくれますが
予約なしでも、見学出来ます。(名前、連絡先などの記入あり)
キッチンやバスは実物を見ても
玄関ドアや建具、窓はカタログのみを見て選ぶということも多いかと思いますが
ショールームで商品を見ながら説明を聞くことでわかることもいっぱいあります。
窓については、樹脂フレームや複層ガラスの良さについてはもとより
省エネの家づくりには窓が大事だということを実感することができました。
玄関ドアに関しては、
カタログではわからない表面の質感や色味、金属やガラス部分のデザインについて確認でき
電子錠のスイッチやカードキー、シールキーの使い勝手なども試せたことはとてもよかったです。
家の顔の重要なパーツでもある玄関ドア選びは、悔いのないように熟考しました。
(熟考の末選んだドアは、シンプルデザインです(^^))
そして何より、高断熱の省エネの家づくりを考えているのであれば
窓とドアには十分にこだわって選ぶべきで、ぜひショールームで実物を見てから決めることをお勧めします。
ケイミューというサイディングメーカーのHPに「外観シュミレーション」というページがあるのですが
このシュミレーションでは外壁だけでなく玄関ドアや窓まで画面上でシュミレーション出来ます。
設計士さんとの打ち合わせでもパース図上でシュミレーションしてくれますが
手軽に自宅と似たような外観の家のCGでシュミレーションできるので
自身のPC上で色々と組み合わせを試してみました。
家の雰囲気を気軽に思い浮かべることが出来てとても楽しいシュミレーションのページですので
サイディングを採用しない家でも試してみる価値はあると思います!!
基本的な設備機器については、
実際に建築が始まる前にはだいたい決めなくてはなりません。
施主自身でできる準備は、早いに越したことはないです。
我が家の場合
内装について(クロスやタイルなど)は建築が始まってから決めていきましたので
この後、サンゲツ、リリカラ、名古屋モザイク、サンワカンパニーなどの
ショールームにも行くことになりますが、それはまたの機会に!