これまでセキスイハイムと打ち合わせてきた内容は家の仕様と間取りのみ。途中から毎回見積もりが出てくるようになりましたが、金額面についてはあまり触れていませんでした。(間取りが決まってないのに金額の話をしてもしょうがないと思っていたから)
特に値引き交渉はしていませんが、毎回値引きが追加され、現在550万の値引き。ホント定価のない世界ですね。今回、私たちが気に入った間取りが出てきたという事で、本格的にダイワハウスと比較対象に。
今まであまり触れてこなかった金額面について、話をしてみました。値引き額はあまり好きなバロメーターではありませんが、参考になればと思い額も書いておきます。
セキスイハイムは、今のところ以下の条件で約3675万の見積もりとなっています。(参考までに値引きは550万)
ダイワハウスは以下の条件で3400万の見積もりです。こちらは金額交渉が終わって、金額が確定しています。(参考までに、値引き580万)
単純な金額ではダイワハウスの方が275万ほど安価ですが、仕様が違うので一概には比較出来ません。
そもそもセキスイハイムとダイワハウスの提案は両社考え方の差もあります。セキスイハイムは予算が許せば太陽光発電を出来るだけ載せて、10年間は売電価格でローン返済に充てましょうという考え方。また、外壁タイルやステンレス折板屋根で外回りのメンテナンスを極力減らす提案内容。初期投資は大きいですが、その先のランニングコストを重視した提案。どちらかというと、贅沢な提案です。(私たちも当初7KW程度の太陽光容量の提案でしたが、私たちが太陽光を大容量載せることに魅力を感じていないことを察知して搭載量を減らした提案になってきました)
対してダイワハウスの提案は、太陽光発電は10年間の固定買取が終わったら売電制度がどうなるか不透明なため、太陽光は自分たちで消費する電力の最低限を載せる。その代わりに災害時に頼りになる蓄電池を設置しましょう(企業サービスで)という考え方。外壁はセラコートサイディング(30年耐久塗装)、スレート屋根材で初期投資とランニングコストのバランスを重視した提案。堅実な提案だと思います。
とはいえ、私たちにとって、目先の初期投資額は重要で、月々のローンの支払い額に直結してきます。
なので、率直にダイワハウスより275万程高額な見積もりであることを伝えました。しばらく沈黙する営業。そもそも前回の提案で契約してもらう算段だったようで、今提示されている550万の値引きというのが展示場で決済できる最大の額だったようです。
「今、私たちの中ではセキスイハイムとダイワハウスで揺れています。しかし、今の金額でしたら間違いなくダイワハウスにすると思います。」
ハッタリではなく、正直な意見を述べます。さらに沈黙する営業。
「ゆうとんさんを最初にご案内したのは所長代理なので、相談してみます。もしかしたら少し協力出来るかもしれません。」
その営業マンの言葉に期待して展示場を後にしました。