今回は住宅展示場を訪問して最初にぶつかるのではないかと思う問題。

営業さんって良いことばかり言うけど、一体何が良くて何が悪いんだろう?

このことについて自分はとても強く感じました。

どこへ行っても良いことばかり。さっきの営業さんは違うこと言ってましたよ?と言えば、実はそうではなくて、こっちはこうなんですよ。などという話に混乱することが非常に多かったです。

どれも定量的に教えてくれるのではなく、こっちのほうが良い。あっちは良くない。

などざっくりとした話ばかりで、本当に何が良くて何が悪いのかの判断が付きませんでした。

そんな中、出会った資料が一つ有りました。

 

住宅展示場初心者必携、タマホームの資料。

前回の記事ではハウスメーカーの特徴を見るべきと書きましたが、

当然、何が付加価値なのか?という点がさっぱりわかりません。

 

住宅について何も知らない人たちにとって、最初に訪れたハウスメーカーが基準になってしまい、家の性能が~広さが~床暖房が~と言われても、ふーんそうなんだ、どこもそうなんだよねきっと。で終わってしまい、肝心な注目して欲しい点を見逃してしまいます。

自分たちもまさにその通りになってしまい、最初に何件か訪れた住宅展示場ではふーん、ふーんと繰り返していました。

 

そこで出会ったのがタマホームさんの”大安心の家シリーズテクノロジーガイド”でした。

 

タマホームさんの特徴は、その安い坪単価。

実際には表示されている坪単価の倍以上かかってしまうみたいですが、それでも他のハウスメーカーに比べてとても安いです。

できるだけ安価に住宅を提供したい!という思いが住宅展示場の人員コスト削減にも見られます。

 

そんなタマホームさんですが、安いからと言って地震で倒れてしまう家は作りません。

断熱材が無く、隙間風だらけの家なんてつくりません。

 

大事な現代の家で必要な基準であったり、快適性が満たされています。

 

その上でさらに快適さを追加したり、耐震性を上げたりもできるので、一概にタマホームさんでは安い家しか建てられない!なんてことはまったくありません。

むしろコストに関してはかなり厳しい削減をしていると思われますので、コストパフォーマンスに優れた家が建つような気がしています。

 

そのタマホームさんで配られているパンフレットには、現代の家の基準に近い性能が記されています。

 

そのため、他のハウスメーカーで「ここがウチの売りです!」として出された性能についてどれぐらいすごいのか、を比較することが出来ます。

またハウスメーカー毎で特化した点もあれば、逆に基準レベルの性能のところもあります。

特色として前面に出している性能はよく分かるのですが、逆にまったく触れていない部分については基準レベルだということもわかりますし、また、「次世代省エネ基準を満たしています!」なんて言ってくれていても、実際には平成11年の基準であったりするため、性能としてはかなり遅れているものもあったりします。

 

具体例としては次世代省エネ基準であるQ値2.7以下と一条工務店のQ値0.7とでは断熱性能が全然違い、

30年間の冷暖房費にして数百万円もの差がでることもあります。

 

パンフレットや宣伝文句に騙されないようにするためにも、基準となる性能がわかりやすく解説してあるタマホームさんのパンフレットはものすごく役に立ちました。

 

最近CMも良く見かけますので、業績的にも好調の表れかなと思いますので、一度見てみても良いかもしれません。