僕の独断と偏見ですが、見積もりや打ち合わせを行ったハウスメーカーについて批評してみたいと思います。
あんまり参考にしてはいけませんよー
木造建築の大御所住友林業です。この頃はミサワが最有力となっていたのですが、木造建築でお洒落な家を造ってくれそうな住林だったらどんな提案をしてくれるだろうと思い、高級なイメージにびびりながら行ってみました。
そんな住友林業の特徴は
・ビッグフレーム工法
・3種の神器
・高級(申込金が必要)
ビッグフレーム工法
一言で言うと何でもありです。コラムという幅広の柱のような構造材を使うことで大開口の空間や張り出した空間を作ることが可能となります。実際に提案された家も総2階だけど1Fと2Fを少しずらして2Fが張り出したような造りでした。コラムにより通し柱が必要なくなり、家のデザインの自由度を上げることができます。
3種の神器
高級感のある住林の家をさらに高級に見せるオプションの中で、住林オーナーの人気が高いものがあります。ウッドタイル・格子スクリーン・シーサンドコート、この3つです。
ウッドタイルは壁面に木を貼ったもので、規則正しく貼られたボーダータイプとランダム長に貼られたモザイク?タイプがあります。木の香りがするのと迫力のある見た目がとっても素敵です。
格子スクリーンは文字通り木の棒を短いピッチで設置して目隠しや空間を分けるために使います。玄関に使っている方も多いですね。
シーサンドコートは外壁の吹きつけの一種です。細かい貝殻等が入っていて太陽が当たるとキラキラ光ります。吹きつけなので耐久性が心配されましたが、30年耐久を謳っています。
高級(申込金が必要)
これは僕ら夫婦の住林へのイメージでしたが、とりあえず間取りぐらいは…と思い行ってみたところ言われました。2時間の間さんざん住林の特徴を説明された後でこの情報。先に言ってくれ!
住林は、間取りを作る際に先にお金のかかる地盤調査や土地の検分を行います。また最初から設計士やICがチームとして打ち合わせに参加します。そのための申込金だという理由でした。
納得できるようなできないような…でした。
じゃあお断りをしようかな、と言うと、5万入れてもらって間取りの提案だけさせてくれ、地盤調査や検分は行わない、駄目であれば全額返金するとの申し出がありました。それなら!ということで間取りの提案だけしてもらうことにしました。
結果は…、やはり住林、最初から飛ばしてきます。1発目の提案としてはどこよりも高く、しかも値引きも考慮しての金額でした。外観もかなり個性的で僕らは少し引き気味。結局次回には進まずお断りしました。
ただ、この後僕らがミサワで家造りをして思い知らされますが、先に地盤調査をしてその費用を見積もりに入れることや土地の特徴を提案に取り入れる住林のスタイルは正解だと思います。我が家の場合地盤改良に数百万単位かかることが判明し、危うく家作りの根幹から覆りそうになりました。
今から家造りを考えている方は、できるだけ地盤調査を入れるか多めに見積もって置いた方がよいです。無料で地盤調査やってくれるところもありますし、土地のデータから地盤についての知見も持っているはずなので必ず地盤については聞いてみましょう。
住友林業が提案してくれた間取りや個性的な外観、見積もり、我が家の地獄の地盤問題等ついてはこちらのブログで詳しく書いています。よければご覧ください。
次回は僕らが契約したミサワホームを!!