どうも私です。
さて、気付けば連載も残りあと6回となりました。
ですので今回からはレビューと反省点と題して、内覧会の様な記事を書いていきたいと思います。
住み始めて約1年が経ち、少し生活感が出てきて写真が撮影できにくくなってきたのと、そもそも不要な要素を徹底的に削ぎ落とした我が家ですので、あまり豊富な内容は書けませんが、それでも皆さんが家を建てる時に同じ様に悩む事柄もありましたので、少しでも参考になれば幸いです。
また、1年住んでみて初めてわかってきたこともありますので、その辺りは参考になるかと思います。
まず、何はともあれ立地です。
『立地』
我が家の立地は以下の様になっています。
方角:北東の角地(十字路に面す)
形状:東西にやや長方形、平坦
立地環境:住宅街/ 南、西に住宅隣接(南外壁間距離約150センチ、西外壁間距離約400センチ)
周辺環境:南に約20メートルのところに線路、更に約50メートル行くと神社
この条件で家を建て様と思った時、懸念していたことは2点です。
1、日当たり
2、電車の騒音
この2点について現状の感想を書きます。
1、日当たり
*最初の画像は北東角から撮影したものです。
これについては何も問題ありません。
北側は玄関ですが流石に陽は当たりません。
そこは少し残念ですが、東側は昼過ぎまでは十分に陽が当たります。東側に少しずつ植栽をしていきたいので助かります。
また、北側も夏場の日差しを軒が緩和しつつかなり明るくなります。
道路挟んで北に建っている家の外壁が白いのもあるかもしれません(レフ効果)
日差しって結構どこからでも有りますね!ぶっちゃけあんまり気にすることなかったです。
逆に、南側2階は開口の大きな窓が3つあるため、夏場すごく暑くなります。設計上、天井が低いこともあると思います。
現状夏場は、2階の雨戸を閉めきっていることが多いです。
南側に家を建てたわけでは有りませんのでわかりませんが、南が全面開口だとすると物凄く暑くなってしまうのではないかと思ってしまいます。
その場合は、南側に植栽を多くしたり、軒を長めに出したりと求められることが多い様に思います。
都市部など狭小地ですと、それもなかなか難しいかもしれませんね。
個人的には、朝日を取り入れられる東側の状態がどうなっているかの方が重要な気がします。
また、屋根の流れを南から北へしたことも、夏場の暑さ対策には少しはなっているのかなと思います。
2、電車の騒音
これについては、
夏場夜、窓を開けて寝ようと思うと流石にうるさいです。
特に我が家は小さい子供がおりますので、就寝時間が早いと、子供の寝つきが悪くなるのではないかと思ってしまいます。(本人はお構いなしに寝ていますがw)
冬場は窓を閉めてしまうので音は全く気になりませんが、大人が就寝する時間帯(0時前後)まで電車が走っているので、僅かに微振動が有ります。横になっているため、より感じやすいのだと思います。
結論としては「人による」と思います。
完全なる静粛を昼間求めたい方は、何かしらの追加措置(空調環境や防音素材など)が設計の際に必要かもしれません。
また、余談ですが、神社については風水、治水的な諸説はあるものの、私個人としてはなんだか安心感があります。
神社にはお墓もないですし、古く大きな森があることが多いので、雰囲気的にも好みです。(特に信心深いわけではありません)
お正月、お祭りの時期には参拝客で周囲が賑やかになるので、それが気になる方には少々懸念事項かもしれません。
我が家に場合はお正月時期に、家の前に違法駐車をされたことがありましたが(建築中でしたので管理不足)、庭先で甘酒でも売ってやろうかなくらいの便乗精神でこの立地を楽しんでおります。
いかがだったでしょうか?
正直、立地や地形は後の設計によって、いかようにでもなると思います。
(建築家のセンスと経験値が問われる部分)
個人的には通俗にこだわり土地に無理して追加資金を投入するよりも、その分建物に回した方が良いのかなという思いです。
(建築家にはその様な問題を解消する術があります。と期待。)
続く