*夏に訪れた三内丸山遺跡の建物
みなさまお疲れ様です。私です。
レビューと反省点2回目です。
外回りをぐるっと紹介させていただきます。
1年住んでみた感想としてあげられるポイントは以下6つです。
1、外構工事初期0は実際どうなのか
2、外水栓の位置
3、外電源の位置
4、外に設置する各設備
5、電柱や標識の位置
6、外部の各部材
ではそれぞれ見てみましょう
1、外構工事初期0は実際どうなのか
これは減額調整の際に真っ先に削られる部分の代名詞ですよね。
例に漏れず我が家でもそうなりました。
ウッドデッキ、ウッドフェンス、植栽など全てやめて、100万円くらいの減額だったと思います。
現状はこうなっています。
ま、何もありませんw
掃き出し窓の下にウッドフェンス用のモルタルは打設してありますが、他の部分は土丸出しだったので、自分で防草シートを貼りました。樹も自分で苗木を1本だけ植えました。隣家側は全て自分で砕石を敷きました。
自分でした部分はトータルで5万円くらいだったと思います。
初期工事0ということは全面土ということになるか、サービスで部分的にコンクリートを打ってもらえるかくらいのレベルです。
正直、DIYやガーデニングが好きでない方はあらかた終わらせた方が良いと思います。
予算不足なのであれば、安価な方法としては全てコンクリートや砕石を敷いてしまうかです。
私はゆっくりと庭を作っていきたいと思っていたので、この減額調整は特に問題ありませんでした。
ただし、土むき出しでそのままですと、泥はねで建物が汚れますし、雑草だらけになりますので、早めの対応が必要です。
庭のイメージが新築時に固まっている方は、同時にやってしまった方が、後で別の業者を引き入れるより安く済む部分もあると思いますので、一度確認してみることをお勧め致します。
2、外水栓の位置
これはミスりました!外水栓の位置の決定は建築工事のだいぶ後半の方にあり、確認が足りませんでした。
(*我が家では埋め込み水栓を選択しました。ホースの接続時にやや不便ですが、立ち水栓に良いデザインの物がなかったのと、水受けまで考えるとスペースも食うので当然の選択と言えます)
現状では青い星の位置に埋め込み水栓がありますが、庭が東側なので赤星の位置にあるべきでした。
青星の位置ですと洗車には向いていますが、赤星の位置ですと洗車と庭への水やりに便利だからです。
外水栓の位置は後から直せません、、、。意外と見落としがちな項目ですので気を抜かずにチェックしてみてください。
3、外電源の位置
我が家の自由に使える外部電源の位置は2箇所です。共にpanasonic製のものです。デザインがシンプルで良いです。
左上の星部分は洗車で使おうと思って設置してもらったもの、
右下の星は掃き出し窓の横で、ウッドデッキを作った時、何かしらの電源を取る様に設置してもらったものです。
洗車用の方は、高圧洗浄機を購入するつもりで設置してもらったのですが、実際はガーデニング用のホースで洗車しているので機能していません、、、、。
無駄だったとは思いませんが、左側に折れて、西側の目立たない所にあっても良かったかなーと思います。
問題があるのはむしろウッドデッキ用の方。写真をご覧ください。↓
お分りいただけますでしょうか?
掃き出し窓の左下にあるのが外部電源のカバーです。色の調和は取れていますが、位置が、、、。
ウッドデッキは、掃き出し窓の底面、室内の床から地続きの様にして施工したいのですが、そうすると、外部電源がウッドデッキの床面に干渉してしまうことになります、、、。
ダメじゃん、、、。
そこまで施主で管理するのは難しいこともあり、これは建築家と電気屋さんの意思疎通不足か、建築家の気遣い不足かと思います。
ウッドデッキ側でうまく回避するか、電源の位置を変えてもらうか考え中です。
4、外に設置する各設備
外に設置する各設備といえば、なんでしょうか、例えば、上の写真。
ちょっと分りにくいですが、2階窓の下に造作の布団干しが見えます。ステンレスの支柱に、塗装した木材で出来ています。
3万円ほど増額でしたがつけてもらいました。ですが、1度も使っていませんw
というのも、ガス乾燥機をつけた結果、毛布は洗濯乾燥が可能になったのと、真冬でも薪ストーブによって羽毛布団を使わなくなったからです。敷布団はマットレスにシーツなのでありません。
これは勿体無かったなー。
2枚目の写真はガス給湯器が写っています。
普通ですと、給湯器は白ですが、メーカーで塗装してもらいました。色変更は別段特殊ではなく、アナウンスもされていますが、数千円の追加費用、1ヶ月ほど納期延長があります。
気になる方は調べてみてください。
(とは言え、奥のエアコン室外機は普通の白、、、)
5、電柱や標識の位置
この項目は土地を選ぶ際の方が気を使うかもしれません。我が家に関係あるものは2つです。
上の画像は、敷地内に立つ電柱です。
南東の角に立っています。土地を選ぶ際はあまり気にしていませんでしたが、住んでみると結構気になります。
電線も敷地内に少しかかる様に走っていて、少し鳥のフンが落ちてくるのと、今後ウッドフェンスを施工する際邪魔になること請け合いです。困ったなあ。
代わりに、電力会社から敷地の使用量として、年間1,500円ほど収入があります。少ないよ!w
2枚目の画像は敷地外ですが、止まれの標識が写っています。美観としては好ましくありませんが、敷地外ということもあり、あまり気になっていません。
車を敷地内に入れる時に少し邪魔になるくらいです。
敷地外の標識は、設計の際に起点とする事で、家の形に影響するので、ある程度面白い要素でもあります。
移動はできなくは無いですが、行政に支払う費用が高額なのであまりやる人はいないでしょう。
(自然に折れてくれれば再設置の際に協議できそうですがw)
6、外部の各部材
外回りで使う部材といえば、軒樋、竪樋、排気カバー、雪止めがあります。
我が家は雨樋、竪樋、排気カバーはpanasonic製のものです。シンプルでデザイン製に優れたものが多いです。
雪止めは屋根上につける金具ですが、我が家はステンレスのL字アングルをつけてあります。シンプルで良いです。
(画像がありません、すみません)
これらの部材は外回りの美観に大きな影響を与えます。もちろん機能的にもですが、私は正直、排気カバー以外は全ていらなかったと思います。
なくしたところで、そこまで工事費が安くなるわけでは無いですが、デザイン的にはない方が良いです。
別に法律などで設置の義務があるわけでもなさそうです。
軒自体を長くして(建蔽率を食いますが)、夏の日差しを和らげ窓を開け放ち風を通し、雨の日は屋根から滴る雨水の音を楽しみ、軒下で寛ぐ。そんな設計を盛り込めたら豊かですし、それには美観に不要な樋は排除できますから。
その辺りから家の形を考えていっても楽しいのかもしれません。
せめて、レトロな感じを与える鎖樋を検討しましたが、高額なので諦めましたw
いかがだったでしょうか。
建築が始まってしまうと室内部には気を遣えても、外部にはなかなか気が回らないもの。皆さんも余裕があれば再確認してみてはいかがでしょうか。
ではまた!