基礎が完成し、遂に基礎の上に「家」という物がのっかる日です。
ここまでは、側溝の工事をしては「養生」。
基礎のコンクリートを流しては「養生」。
と、『養生』ばかりでした。
コンクリートを流しているので、固まるまでは待たないといけないのですが、
私と同じようにヤキモキしてしまう方もおられるのではないでしょうか??
さて、上棟当日は午前10時頃に現地へ向かいました。
すると、到着した時には1階部は出来上がっていて、
早くも2階に取り掛かっているところでした。
一体、何時から作業をされていたのでしょうね。
私のように上棟に興味があり、最初から見たいと思う方は
朝早くから現地へ足を運ぶと良いと思います。
そして、2階の作業ですが
資材の塊をクレーンで持ち上げ、それを2階で開封、組み立てしていきます。
大工さんたちが声を掛け合って、チームプレイで動く姿はとてもかっこいいです!
その時は建築には詳しくありませんでしたが、今改めて写真を見てみると
「これが胴縁か、管柱と通しがあって、屋根も小屋束、母屋とあって。」
と構造を見るのが面白いです。
この写真で昼の休憩前なので、12時頃です。
小屋組も出来てきています。
この後、昼食を挟み、午後の作業前に2階へと上がらせて頂きました。
2階は私の仕事部屋や寝室、バルコニーがあるので、各部屋の広さ、天井高などを確認しました。
この時点では壁や天井も無い状態なので、部屋としてはとても狭く感じますよ。
特に、我が家は二階のトイレが狭いので
「このスペースに便器の設置が出来るの?」
と思っていましたが、今では何も不便は感じておりません。
さて、午後の作業は二階のベニヤ合板貼り、屋根までやってしまいます。
私たち夫婦は仕事が休めず、午後からは仕事だったので
途中までしか見られませんでしたが、14時時点で屋根には垂木がのっていました。
残念ながら、上棟当日はここまでしか見ることが出来ませんでしたが
その2日後に現地へ行くと、屋根の形は完成して
ブルーシートにて養生されていました。
この時は大工さん用の鍵の在り処を聞いておらず、中には入れませんでしたが
立派な一軒家となっていました。
家づくりにおいて、当然「上棟」は
一回しか無いのですが、今回現場を生で見れてとても良かったです。
大工さんたちにも怪我などなく、無事に形が出来た事に感謝です。
今ではインテリアや建築の勉強も少しだけしているので、当時の自分がその知識を持ち合わせていたら
更に楽しめただろうな〜と思います。
皆様も上棟日は是非、現地で見られる事をオススメ致します。
さて、冒頭にも書きましたが、家の形が出来上がってしまうと
ここからの進捗はとても早く感じられます。
次回からは家の内部や設備なども書いていきます。