今回は住宅ローンのお話になります。
住宅を建てようと思い立ち、動き始めている方たちにとっては、最初の難関、苦行と言ってよい課題でしょう。
(この場合の「苦行」とは、支払いを続けて行くという意味ではなく、金融機関探しや、手続きなどの心的疲労の事を指します。)
大変気苦労が多く、時間も取られます。夫婦でローンを組むのであれば、是非お互い協力し合って手続きに挑む事をお勧めします。
しかし、この課題さえクリアしてしまえば、後は楽しい事が待っています(楽しいことしかない)。後少し!頑張りましょう!
では住宅ローンとはどの様な物でしょうか。私は金融の専門家ではないので、実体験を交えながら、分かっていることだけをお教えします。何かの参考になりましたら嬉しいです。
情報収拾の流れや、発生した問題点などまとめてみました。(あくまでも我が家の場合です。正解はありません)
あ、あと、自己資金で全てをまかなえる方は飛ばしてください
(羨ましい)
”我が家の住宅ローン課題への取り組み”
day1:
はじめて住宅ローンに触れたのは、手始めに駆け込んだ住宅メーカーの店舗でした。
なぜ住宅メーカーに駆け込んだかと言えば、この時点では右も左も分かっておらず、とりあえず土地を探してみている最中だったからで、家の意匠や間取りなんかは特に考えていない時でした。
(設計事務所には、なんとなくの家の広さと住み方は伝えてあり、そのために必要な土地の面積は聞いていました)
(土地の選び方についてはまた後日)
この住宅メーカーは大きいグループで、土地、新築注文住宅、建売物件、賃貸情報まで扱う不動産屋風の〇〇情報館という会社を運営しています。
ですので、何か分かる事があるのではないかと思い出向きました。
(後にも先にもこの1社しか行っていません。土地の候補もいくつか取得し、家のラフまでもらいましたが、結局踏み切れなかった。今となっては決めなくてよかったが、、、。)
行って良かった事は、大体の融資額が即日分かった事。
こう言った大きな会社の場合、取引している金融機関がありますし、ローン査定のできる人間もいます。電話で金融機関に問い合わせてくれます。
そこで買う気が無くても、大体の融資上限額が聞けてしまうわけです。
その情報だけ持って、直に金融機関に行ってしまってもいいし、土地選びや家の予算管理に活用すれば良いのです。
!注意点!
金融機関に直接行った場合と、住宅メーカー経由で査定してもらった場合、金額に差が出る可能性があります。
それぞれの感じたメリットとデメリットを挙げておきます。
1、金融機関に直接行く場合
メリット:どの金融機関を選ぶのも自由です。オプションや優遇制度など、自分に合ったものを選べます。
デメリット:大概厳しい反応です(景気に左右されます)。行員の愛想も悪く、手続きも非常に面倒です。
2、住宅メーカー経由の場合
メリット:手続きなど面倒な事は代行してくれます。金利や査定額など優遇される可能性があります。
デメリット:住宅メーカーが取引のある金融機関しか選べません。当然そのメーカーでしか建てられません。
この事実に触れてしまうと、「めんどくさいから住宅メーカー経由でいいか」と理想の家づくりを妥協してしまう気持ちが生まれますが、、、、、判断はお任せします。
実際、
(住宅メーカー経由のローン)と(自分で探したローン)の査定額は変わらず、
(住宅メーカーの建築費)と(建築事務所の建築費)では変わりませんでした。
むしろ、
建築事務所の建築費は、設計の自由度が高く、工夫次第でどうにでもなるので、少し土地の条件を良くする事ができましたとさ。
辛く長い道のりですが、最後に納得できる様に、まずいろいろ疑ってみてください。1つからの視点では見えない事が見えてきます。
冷やかしやあいみつなんかも大いに結構です。多額の債務を抱えるのはあなたなのですから、、、。
day1のダメージ:
自分の査定額がわかった事。
人生に値段がつけられた様で、なんだか辛いです、、、。ここで幾多のいえづくり戦士たちがしかばねになって逝った事でしょう、、、。なむさん。
住宅メーカーの営業さんを振り切るため、心を鬼にしました。情報をありがとう、さようなら(泣)
「甘いものを食べて乗り切りましょう!」
day2:
と行きたいところですが、、、時間が、、、、。
申し訳ありませんまた今度、、、、、。