家から職場まで車で通う道の途中に、住宅展示場がありました。
ここです。
この地域で生活して13年。興味はあったけど、初めての訪問。
ちなみに、ヘーベルハウスに行き着く前にも数件モデルハウス訪問をしました。
はじめに入ったのが、愛知建設さんのアクティエというモデルルーム。
ダウンフロアや階段下の使い方、クローゼットなど、とても素敵でした。ここでは、土地の勉強会の予約までして帰りました。見学や相談等合わせて所要時間3時間程。そう。一旦家を建てる気でモデルルームに入ってしまうと、相当な時間と労力を要します。
次に訪問したのが、セキスイハイムさん。
ここでは、なかなかモデルハウスの中を見せてもらえなくて、快適エアリーのすごさについての力説を、営業さんから約2時間程聞き、最後にやっと、
「それでは家の中も少しご覧いただきましょうか。」
という具合で、疲れました。セキスイハイムさん。戦略ミスです。
モデルルームを訪れる人のほとんどは、住宅メーカーの設備面や建築面での強みよりもまず、どんな家が建つのか具体的に見たいと思っているのではないかなと思います。もちろん、建築関係のお仕事をされてる方や、そちらに興味がある人はそのとおりではないかと思いますが。
アンケートに職業を書きます。
えぇ。私の職業は、全く、そっち方面ではありません。
ただ、快適エアリーを丁寧に説明いただいた結果、ヘーベルハウスに住みながらも、快適エアリーだったら、灯油を買いに行くこともなかったのかなぁ、なんていうことが頭をよぎります。
そして、3番目に行ったのが、ヘーベルハウスでした。
偶然、女性の営業さんがついてくれました。最長不倒4時間を記録したここでの滞在は、時間を忘れさせる居心地のよさを感じたことを覚えています。HM選びは、理屈も大事ですが、フィーリングも大事かもしれないな、と。
この後、ほぼへーベルとの契約を心に決めた状態で見たのが、ダイワハウスと一条工務店、トヨタホームでした。
おうちを建てるにあたって、いくつか譲れない条件がありました。
①防音性が高い(ピアノを弾くため)
②YKK APのサッシを採用している
簡単なようで、なかなかそうではなかったこの条件。
まず、YKK APのサッシを完全に否定されたトヨタホームでの契約は絶対ないと確信。ダイワハウスはYKK AP採用なので最後まで迷いました。
防音性は、どのHMもいろんな工夫がされていて、拮抗しているように思えましたが、ピアノは重量家具どころのさわぎではない重さです。それに耐えられるようにするためには、木造メーカーでは特別な補強が必要でした。
というわけで、私が今まで憧れてきた住友林業さんや東日本ハウスさんをはじめ、親切に対応して頂いた一条工務店さんも、なしとなりました。
残るは、ダイワハウスとヘーベルハウス。
最終的に、へーベルに決めたのは鉄筋コンクリート構造で、ピアノを置くための補強が全く要らないということと、営業さんとの相性でした。