前回までは住宅ローンなどの『お金』に関する記事を書いてきました。
しかし、今でも覚えています。
『住宅ローンを組む』という重大任務を終えた後は清々しく、
ストレスフリーであり、更に家の事を集中して考えることが出来るようになりました。
すんなり住宅ローンの審査が通っても、提出書類が多々ありますし、
様々な用紙に名前、住所、電話番号など書かなくてはなりません。
かなりの苦労がありますよ。
さて、住宅ローンの契約が終わると、同時に工務店との契約も
結ぶ事が出来るようになります。
そして、工務店との契約後に、銀行から
「着工金」が入金されると
ようやく工事も開始となります。
まずは家を建てる土地へ「地盤調査」が入ります。
所謂、地盤の土中が硬い層で出来ているのか、粘土質の土なのか。などを調べるものです。
場合によっては地盤改良が必要になります。
我が家の場合は、背面が崖になっているので、杭打ち工事による大幅な地盤改良が必要でした。
こちらが我が家の杭打ち工事後の写真です。
この工事をすることによって、万が一に土砂災害が発生した時も、
「土地は流れずに、家は杭の上に乗っかって残る」というものです。
ここ数年は毎年のように災害が起きていますし、「万が一」に備えなくてはいけません。ちなみに、10年間の保証も付いております。
そして、現時点では道路と我が家の土地は50cm以上の高低差がありました。
まずは、その境にある側溝の工事からです。
土地が整地されていれば、直ぐに基礎作りとかに入れるのかもしれませんが、
我が家の場合は側溝作業や盛り土で結構な時間を要しました。
というのも、側溝の高さが道路の高さと合わせなければ、トラックの搬入なども
出来ずに作業が出来ないですからね。
天候の関係もあって、中々、工程表通りには進まなかったですが、
1か月半位かけて、側溝工事、地盤改良、盛り土が終わりました。
盛り土されると、実際の家を建てる場所のイメージがしやすくなります。
これらは任意ですが、私はこの時点で近所への挨拶周りをしました。
「工務店さんは完成後で構わないですよ。」と言ってくれましたが、
やはり、これから毎日工事の騒音で迷惑をかけてしまいますし、
お互いの顔を知っておくという事を兼ねてとても重要だと思います。
この時に色々と話をしたことによって、ここの土地柄も聞けましたし、
工事の進捗を見に行った際も、気軽に挨拶が出来るようになります。
ちなみに、我が家は洗剤のセット(1000円しないもの)を持ってお伺いしました。
食べ物よりは消耗品を持って行かれる方が無難かもしれませんね。
参考にして頂けたら幸いです。
さて、次回は家の「基礎づくり」へと入っていきます。
この段階に来ると、工事はどんどんと進んでいきますよ。