こんにちは〜みゆぼんです( ´∀`)
今年は寒い年越しになりそうですが体調管理にお気をつけ下さいね。
我が家は今年で2回目の冬を新居で過ごすことになります。この1年の間に記録的寒波や記録的猛暑といった異常気象を体験しました。今回は新居の住みごこちを記事にしてみたいと思います。
入居後2回目の冬を過ごしての住みごこち
今までこの連載や私の本家ブログを読んでくださっている方はご存知の内容で重複する内容もあるかと思いますが書かせて下さい。
我が家の建物の特徴
東西に長い間口4m弱の木造3階建て住宅です。
我が家の建物の仕様
屋根断熱
写真は屋根断熱
▶︎外張り断熱
硬質ウレタンフォーム 50㎜
▶︎充填断熱
現場発泡ウレタンフォーム 80㎜
壁断熱
写真は充填断熱
▶︎外張り断熱
硬質ウレタンフォーム 40㎜
▶︎充填断熱
現場発泡ウレタンフォーム 75㎜
基礎断熱
▶︎内基礎断熱
押し出し発泡ポリスチレンフォーム 40㎜
開口部
▶︎玄関
LIXIL 防火戸FG-E ジエスタ
▶︎窓
LIXIL 防火戸FG-H
※シャッター付き網なしガラスの窓はサーモスⅡ-H
※遮熱型ガラスです。外側から見るとガラスがグリーン色に見えます。
気密性能
写真は気密測定をする機械
我が家のC値は0.23
「C値0.23」ってどんなもんなん?っていうと家の隙間を全部合わせて6㎝×6㎝くらいの大きさの隙間だそうです。
我が家はZEH申請をしていないので正確なUa値はわかりません。
小林住宅のHPにはUa値0.4と記載してあるのでそれよりもう少し落ちるくらいだと思います。
換気システム
熱交換型 第1種換気
マーベックス 澄家DC-S
床下換気です。
写真は室内の排気口と給気口
この排気口ですが、我が家にはトイレや各居室のクローゼットの中にあり全部で11箇所あります。
給気口は1階に2箇所のみです。
立地環境のご紹介
▶︎南側
接近して3階建てが建っています。
▶︎北側
現在2軒分の土地が空き地になっています。
▶︎西側
車は通れない道路が通っています。
▶︎東側
片側2車線の4車線の幹線道路
建て替える前は高さのある外構と密集して建っていた古家があった為に風通りは悪かったのですが、今現在の風通りはそこそこ良いと思います。採光は南面以外からの日当たりになります。当たり前ですが上階にいくほど明るくなります。
夏
東面は早朝から厳しい日射が照りつけます。まぁ、午後には日陰になるので良いのですが、夏場で問題なのは西面の日射対策です。午後から猛烈な日射が照りつけます。キッチンが西面の間取りで窓がある場合は対策を考えた方が良いと思います。北面は安定の採光です。
冬
日射による窓からの室温上昇はほぼ見込めません。そんな状況で無暖房状態にすると外気と外気より少し暖かい室内の空気の熱交換された空気が給気口から入ってくる為、室内温度は徐々に下がります。昨年、無暖房でどのくらいまで下がるのか試してみると12℃になってました。旧家は一桁だったので可愛いものです。(苦笑)
窓の結露について
我が家は3階の北面のお部屋がリビング階段前ということもあり、冬場は2階リビングのエアコンの暖気の影響で北側のお部屋が3階で1番暖かくなります。その為、温度差でサッシとガラス面に結露します。だいたいサッシの部分が9℃以下になる夜間に我が家では結露が発生します。そのままにしておいても昼間には乾いているくらいの結露量ですが、寒波などがくると結露の量は多くなります。しかし1階は床下換気の給気口があることも影響してか住み始めてから1度も結露したことはありません。
施主ブログは数ある判断材料のひとつだと思って下さい
我が家は温熱環境的に羨ましい立地環境ではないことは確かです。こんな我が家だからこそ伝えることが出来ることがあります。
なかなか文章では伝わりにくい部分もありますし、感じ方は個々違うので施主ブログだけで判断は難しいと思いますが、数ある判断材料のひとつだと思って読んでもらえればと思います。
同じ小林住宅で建てられたブロガーさんとも情報交換をさせていただいているのですが、我が家とは真逆の羨ましい立地環境で建てられていて温熱環境についても大変こだわって建てられた方です。同じメーカーで建てていてもお家の性能以外でも立地環境や間取りによって室内環境は変わります。
我が家は築50年の戸建て住宅からの建て替えなので、今の暮らしにはある程度満足していますが、そこそこ断熱性能の良いマンションなどからの住み替えの方だと「???」って思うかもしれません。
だからこそ言えることなのですが、我が家のような立地に建てられる方で温熱環境にこだわりたい方は予算はかかるかもしれませんが窓の性能をあげてください。
関西地方であっても夏場より冬場の電気代の方が高くなる方が多いと思うのですが、冬場に日射による室温上昇がないお家は、そうではないお家より空調に頼る部分が大きいと思います。だからこそ窓やサッシからの温度変化を減らす方がいいと私は思うのです。
もしくは羨ましい立地環境の土地を探されるのも良いのかもしれません。なかなか難しいですけどね(苦笑)
次回、最終回は電気代を公開したいと思います!