前回はお目当てのハウスメーカーと初コンタクトをして夢ふくらませた我家のお話でした。
今回は、初打ち合わせのお話です。
さて初コンタクトから3日後、完成見学会会場で初打ち合わせとなりました。
今回の見学会会場は、またまた平屋のお家。
インナーガレージ付きの大きな平屋。大きな窓からは美しい山並みを望むことができ、天窓から柔らかな北側採光で床は無垢材ととても素敵なお家です。
そんな見学会会場で初の打ち合わせが行われました。
今回のメインは間取と予算。
早速、前回の我家の要望を元に社長さんが作ってくれた間取とご対面。
初の間取はとても良くて流石にプロと思わせる素敵な間取!素人の作成した間取とはレベルが違います!
さて見積もりを拝見すると・・・
何と大幅な予算オーバー・・・
何故??
そうです!消費税忘れていました・・・
地盤改良忘れていました・・・
登記面積ではなく、施工面積・・・当然吹抜、玄関ポーチ、タタキ、犬走りも有料・・・
設計料?? 聞いてないです・・・
どうやら夢のマイホーム計画は大幅な進路変更を余儀なくされそうです・・・
前回の見学会で聞いた坪単価はあくまでも施工坪単価。坪単価って統一されていない曖昧な表記でとても紛らわしいですよね・・・
中には、給排水工事別とか、酷い会社だと住宅設備別とか・・・
予算をあらためて社長さんに告げると、「その予算では5LDKは無理だね!!」との冷たいお言葉・・・
あらためて、価格の詳細を聞き、予算内の間取の再作成をお願いし、見学会会場をあとにしました。
さて、帰宅後奥様に打ち合わせの内容を告げると、「3LDKなんてありえない!!」「高い!!」「ハウスメーカー変えれば!」・「太陽光発電やめれば!!」等々の厳しいお言葉が・・・
私としては・・・「太陽光発電諦められません!」「パネルヒーター諦められません!!」「高気密・高断熱住宅諦められません!!」
快適な暮らしのために新築をするのです!!
妻はあくまでも予算と部屋数、私は、ランニングコスト等の性能と最重要視している点が異なっておりました。
かくして、新築名物意見相異の夫婦喧嘩が勃発しました(笑)
さて、妻の内助の功とは素晴らしいものです・・・妻の罵りは夫のやる気スイッチに火を付けました(笑)
その日のうちに自分で再プランニングです・・・
「34坪で5LDK!やってやろうじゃないか!!」
無理と言われて諦めかけていた目標を妻の罵りで一気に燃え上がりました(笑)
2階6畳3室を5.25畳にして、1階6畳和室を4畳半にして、LDKはそのままの17.5畳で・・・
階段邪魔だな・・・トイレここしか配置出来ない無い・・・玄関とホールを縮めて、廊下は無し!!2階ホールはそのままで・・・あれ?階段の位置がおかしいぞ・・・
独り言と共に間取図とあれこれ格闘する事約3時間・・・
「なんということでしょう!!匠の手により無理と言われた34坪5LDKの間取が完成しました・・・家族の意見を取り入れ奥様のお部屋を狭くすること無く夫婦の問題を解決しました・・・」
妻に見せると・・・笑顔でOK!!
翌日ハウスメーカの社長さんに見せると・・・まじで入ったね・・・だそうです。
この間取で微調整しながら、進むこととなりました。