Categories: 家づくりブログ

各ハウスメーカーについて思うこと その1

検討したハウスメーカーたち

前記事にも書いたように、ハウスメーカー選定にあたって我が家は6つのハウスメーカーとコンタクトを取りました。
ハウスメーカー巡りと重視したポイント

その6つがこちら。

  • 積水ハウス
  • ヘーベルハウス
  • 地場のハウスメーカー
  • 一条工務店
  • セキスイハイム
  • トヨタホーム

ここから最終的に「ヘーベルハウス VS セキスイハイム」の一騎打ちになっていくのですが、その一騎打ちの顛末について書く前に、各ハウスメーカーを訪問したきっかけや営業担当者とのやり取りの中で感じたことなどを書いてみたいと思います。
※若干ネガティブな表現も含まれますが、あくまで個人的な感想となります。各ハウスメーカーを否定や批判しているわけではありませんのでご理解ください。

積水ハウス

まずは自他ともに認める(?)No.1ハウスメーカーの積水ハウス。

と言っても、それを知っていて訪問したわけではなく、住宅展示場で車を停めた場所の目の前が積水ハウスだったからまずは行ってみたという感じでした(年間施工数が断トツトップってなことも営業担当者の説明で知りました)。

そして、確かにね。モデルハウスはめちゃくちゃ素敵でした!もちろんオプション満載なのでしょうけど、内装や設備だけでなく間取りもすごく考えられていて、素直に「あぁ、こんな家に住めたらいいな~」と感じるさすがのクオリティ。そして構造的な安心感も言わずもがな。
なのですが、アテンドしてくれた営業担当者(若くてさわやかなやり手風営業マン)がNo.1ハウスメーカーの誇りを全面に押し出し、何度も何度も「積水ハウスで建てるなら最低でも坪単価70万ですね」と言っていて・・・。そのときはまだ予算に関して明確なイメージがなく坪単価もあまり気にしていなかった私たちでしたが、「こんなにお金のことを言われるって、遠回しに『お前らなんて門前払いだYO!!』って言いたいのかしら?」と勘ぐって、そそくさと退散してきてしまいました。
正直言って結構ヘコみまして、積水ハウスのモデルハウスを出たときは「やっぱり家建てるなんて無理なのかな・・・」と夫婦でどんよりしました。

というわけで結局積水ハウスはこの一度のコンタクトのみでそれ以上の進展はありませんでしたが、意外にも営業担当者からは何度も「提案だけでも・・・」という電話がかかってきましたので、別に門前払いというわけではなかったみたいです(当たり前?)。最初に金額のことばかり言っていたのは単なるそういう営業スタイルだったんだなと後になって思いましたが、この辺りも結局は相性の問題だったりしますよね。

ただ、その後ハウスメーカーをセキスイハイムに決定して詳細仕様を詰めていく中で、他のハウスメーカー含めていろんな家づくり経験者のブログを読みましたが、そうすると「やっぱり積水ハウスは総合点ですごく優れているな」ということを感じる場面が多々ありました。特にセキスイハイムで少し物足りなかった「立面になったときにどう見えるか?」へのこだわりが、積水ハウスではきちんと考えられているケースが多い気がして・・・。なので後になってみて「もう少し積水ハウスでの家づくりを検討してみても良かったかな?」なんてチラッと思ったりもする私なのでした。

結論:やっぱりNo.1ハウスメーカーにはNo.1の理由がある!

ヘーベルハウス

積水ハウスのモデルハウスで若干落ち込んだ後、次に訪れたのがヘーベルハウス。

訪れた理由は、積水ハウスのモデルハウスのすぐ近くだったということと、夫の同僚がヘーベルハウスで家を建てていてその家がすごく素敵だった(と夫が感想を言っていた)こと、それから夫がヘーベルハウスの重厚な外観が好みだったこと、というこれまた単純な理由からです。

モデルハウスが素敵だったことは言わずもがなで、ヘーベルというコンクリート建材を使用していることによる家の頑丈さも魅力でしたし、(営業担当者の方曰く)二世帯住宅を最初に提唱したのがヘーベルハウスということで二世帯住宅のプランニングが得意!というのも期待が高まるハウスメーカーでした。
でもそういう「家のスペック」的なことよりも私たちにとって大きかったのは、営業担当者の見事な営業スタイル。積水ハウスですっかり自信をなくしていた私たちでしたが、ヘーベルハウスの営業担当者は決して上から目線ではなく丁寧で押しつけもなく、説明を聞き終えたときにはすっかりヘーベルハウスのファンになってしまっていたくらい。そこでさらっと出していただいた見積もりは(あくまで坪単価で出しただけの見積もりとも言えないようなものですが)積水ハウスに負けず劣らず高額だったのですが、それでも「頑張っていい家を建てたいね!」という前向きな気持ちになれたのはこの営業担当者の力量によるところがとても大きいです。

正直なところ後になって振り返ってみると、営業のセオリーに則ってレールを敷かれた感じがしなくもないですし、後々の打ち合わせの中でその営業スタイルにカチンと来ることもあったりしたのですが・・・でも、もしかしたらヘーベルハウスの営業担当者に出会わなかったら家づくりそのものを諦めていたかもしれません。そう考えると貴重な出会いだったと思っています。

そんなヘーベルハウスのその後については別途書きたいと思います。

結論:営業担当者の力量や相性って超重要!!

地場ハウスメーカー

最終的には大手ハウスメーカーに候補を絞り込んだ我が家ですが、その条件が明確になる前に、ひとつだけ地場の小規模なハウスメーカーを訪れました。

・・・と言ってもこのハウスメーカーに何か魅力を感じていたわけではなく、夫の親戚でこの会社の経営に深く関わっている方がいて「価格や仕様の面でかなりサービスできると思うのでぜひ話を聞いてみて!」とプッシュされたというのが訪れた理由です。事前にWebでリサーチした感触では、家の構造や価格以前にちょっとテイストが好みと違うな~とも思ったのですが、大手ばかりではなく幅広く見た方がいいかな?という思いもあり行くだけ行ってみたという感じです。

が、モデルハウスの第一印象が・・・。「な、なんか安っぽい?」というものでして。それまで大手のハウスメーカーのモデルハウスしか巡っていなかったこともあり、「え?モデルハウスなのにこのグレードなの?」とちょっと驚いてしまいました。大手のモデルハウスとは違って「リアルさ」にこだわり、グレードアップが必要なものはモデルハウスに採用していなかったのかもしれません。家の価格も大手ハウスメーカーより1000万近く安くなりますし、自分たちの身の丈に合っているのはもしかしたらこのグレードだったのかもしれません・・・。でも、でも・・・。

「もう少しいいグレードの家を建てたい!!」

という思いを抱いてしまいまして。

紹介ということもあって優秀な営業担当者をアサインしてくれたようで、営業担当者の印象は◎でしたしプランニングや見積もりのスピードもすごく早かったのですが、どうしても魅力的に思うことができず早々に候補からは外れてしまいました。自分の中で「せめてこれ以上は・・・」というラインを再認識できたという点ではこの地場ハウスメーカーを訪れた意味はゼロではないのですが、でも数回の打ち合わせでそれなりに時間を取られてしまったこともあり、後から思うと「限られた時間を魅力的に思えないハウスメーカーとのやり取りで消費せず、その分他のハウスメーカーを訪問すれば良かった」と感じるところでもあったりします。「紹介」というのはサービス面ではメリットもありますが、付き合い上ある程度は真剣に向き合う必要があったり断りにくかったりと、諸刃の剣だな~と痛感した私なのでした。

結論:「紹介」よりも自分のフィーリングを重視すべき!

・・・とまずは3つのハウスメーカーについて書いてみましたが、長くなってしまったので残り3つのハウスメーカーについては次回に続きます♪

やっこ

男児3人を育てつつ、エンジニアとして働く30代の(ヘタレ)ワーキングマザー(現在育休ライフを満喫中)。センスもなく家事も苦手で、「住まい」というものにとんと無頓着なまま20年以上生きてきましたが、家づくりをきっかけに「暮らしやすいお家をつくりたい!」という思いに目覚め、奮闘の日々が始まりました。お家は完成しましたが、快適なお家づくりは今も継続中。そんな現在進行形のお家のアレコレはいえ*もの*ことびよりにてマイペースにつづっています。

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やっこ
Tags: ハウスメーカーセキスイハイム積水ハウスハウスメーカー選びヘーベルハウス

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