我が家がコンタクトを取った6つのハウスメーカー。
積水ハウス、ヘーベルハウス、地場のハウスメーカーについては、前記事にて思うところを書きましたので。
⇒各ハウスメーカーについて思うこと その1
今回は、残りの3つのハウスメーカーについて、訪問したきっかけややり取りの中で感じたことを書いてみます。
ハウスメーカー巡りと重視したポイントの記事でも書いたように、我が家にとって重視するポイントのひとつが「気密性・断熱性」でした。
となると・・・当然候補に挙がってくるのが、気密性・断熱性を表すQ値・C値がトップクラスの一条工務店。
ということで、重視するポイントがはっきりしてきた段階で一条工務店のモデルハウスを訪れました。説明を聞くと、標準で全館床暖房、樹脂サッシ、全窓ハニカムシェード付き・・・等々、「これなら冬暖かそう~!!」と唸ってしまいそうな設備たち。それらももちろん魅力的でしたし、他の大手ハウスメーカーと比べると坪単価も抑えめなこと、そこそこのグレードの設備や内装が標準仕様となっていることなど、価格面にもかなりの魅力を感じました。
唯一ネックだったのは・・・キッチンなどの設備類が全て一条オリジナルという点ですね。後々一条工務店に何かあった場合などの保証はどうなるのかな?と不安でしたし、選択肢が少ないので注文住宅ならではの設備選びの楽しみが少なく、マンションのオプション設備を選ぶような感覚で戸建てを建てるイメージだな~なんて印象も抱きました。
とは言えやっぱり冬の暖かさは魅力で、私たちの中では間取り作成や見積もりはお願いしたいなという思いはあって、候補としては比較的上の方にいたのですが・・・。何とも営業担当者の方とのペースが合わなかったというか、予定が合わずに実邸見学会のお誘いを一度お断りしたら、見込みナシと思われたようでパタッと連絡が来なくなってしまいました。こちらとしても「アレ?」という感じでしたが、私たちの方も当時は別のハウスメーカーで話が進みつつあって忙しく、積極的に連絡しようという気になれなかったという側面もあります。今になってみれば、もっとこちらから積極的にアプローチしても良かったかな?とは感じますが、結局のところは「縁がなかった」んだなと思っています。ハウスメーカー選びというのは、ハウスメーカーの魅力だけではなくて、タイミングや縁みたいなものが大きかったなぁと思う私なのでした。
結論:ハウスメーカー選びは結局のところ「縁」が大きい!
いよいよ、最終的に契約に至ったセキスイハイムです。
コンタクトを取った順序としてはかなり後ろの方でしたが、私としては当初から「必ずセキスイハイムには話を聞きに行こう!」という思いがありました。
なぜなら家づくりなんて考えてもいなかった数年前、冷やかし半分でセキスイハイムのモデルハウスを訪れたことがあったのですが、真冬だったにも関わらずモデルハウスの中がポカポカに暖かくて(今はセキスイハイムとしてもおそらくあまり推していないウォームファクトリーという設備が入っていました)。そのときの印象が強烈で「セキスイハイムにすれば真冬でも暖かいはず!」と強く刷り込まれていたのです。
というわけで、勇んで訪れたセキスイハイムのモデルハウス。お目当てだったウォームファクトリーという設備は電気代の関係もあって今はあまり推奨していない(地域によるかもしれません)ことが発覚したり、最初にアテンドしてくれた営業担当者が新人で質問に答えられず中堅どころの担当者に途中交代したり、などの紆余曲折もありましたが・・・。でも、セキスイハイムは要望のヒアリングがとても丁寧で細かい点までじっくり聞いてくれることが好印象だったこと、(途中交代した)営業担当者の姿勢がとても真摯で好感が持てたこと、そしてドラフト案として出してくれた間取りが抜群に優れていたこと、などの理由で一気に最有力候補に躍り出ることとなりました。
最終的になぜセキスイハイムに契約に至ったかについては、次の記事で詳細を書きたいと思います!
結論:最初に感じた印象って意外と大事!!
最後に訪れたのがトヨタホーム。
トヨタホームに関してはハウスメーカーとして何か魅力を感じていたというよりも、ユニット工法のセキスイハイムを候補としているのだから同じ工法を採用しているトヨタホームも見ておいた方が良いかな?という気持ちでした。価格帯としてはセキスイハイムよりトヨタホームの方が若干安いですかね。
説明を聞いていると、技術を誇るトヨタの子会社だけあって「家」に関しても技術的なこだわりを強く感じられ、「家の性能」に関してはかなりのレベルなんだろうなという印象を抱きました。
で・・・でも・・・。
モデルハウスの間取りがあまりに奇をてらいすぎているというか・・・。(自動車会社系列だからかもしれないですが)家の中の一番良い場所がインナーガレージになっていたり、リビングが北側の小さなエリアだったりと、もちろんモデルハウスだから現実の家と違うのは当たり前なのですが、「ここに住む」ということがあまりに想像しにくい間取りで・・・。このハウスメーカーで建てる家を思い描くことがどうしてもできませんでした。
実際間取りをプランニングする段階となればもちろん現実に即した間取りにはなるのでしょうが、これまでのハウスメーカーのようにモデルハウスを見て「こんな家に住んでみたい!」と夢が膨らむことがなく、そのまま候補からは外れてしまいました。
(ネガティブな表現ですみません。あくまで私の好みや印象によるものです)
結論:モデルハウスはあくまでモデルハウスだけど、実際建つ家をイメージする場でもある!
(すみません。結論になってないですね)
以上、コンタクトを取った6つのハウスメーカーについて感じたことをツラツラと書いてみました。
この6つのハウスメーカーから、「ヘーベルハウス VS セキスイハイム」の激しい一騎打ちを経て、最終的にセキスイハイムに落ち着くまでの顛末を次記事にて書こうと思います。