50代主婦のねこです。
雪国で夫婦2人で暮らしています。
2017年に地元工務店で建て替えをしました。
旧居を建てた当時(約25年前)、吹き抜けのある家に憧れはあったものの、絶対暖房が利かないから寒いよなぁと思い、早々に諦めた記憶があります。
旧居では床暖房を採用し、暖房器具(石油ストーブまたは石油ファンヒーター)を併用していたのにも関わらず、結局はリビングは寒く、吹き抜けを採用していたら、どうなっていたことか・・・。
もちろん、リビングから廊下に一歩出たら吐く息が白いなんていうこともあるような極寒の家でした。
でも、吹き抜けのある家が寒いかどうかは、家の性能次第だということを知ったのは、建て替えを検討し始めた頃。
そして、今の家を建ててくれた工務店に出会いました。
今住んでいる家には、リビング・ダイニングに吹き抜けがあり、さらにリビング階段です。
設計当初は、暖房効率を考えると吹き抜けやリビング階段は寒くなるんじゃないか…と半信半疑でした。
でも、断熱性と気密性が良ければ、家が丸ごと1つの空間になり、エアコン1台で家じゅう暖かい(夏は涼しい)家になるのですね。
今年は当地でも例年以上の降雪量で、大寒波の冬でしたが、吹き抜けのあるリビング・ダイニングが寒くなることもなく、快適に過ごせました。
家全体で断熱を取っているので、吹き抜けがあるからといって寒くなる訳ではないんだということが、実感として分かりました。
(ちなみに、床暖房ではありません。)
むしろ、吹き抜けやリビング階段があることによって、家じゅうの空気が循環し、どの部屋へ行っても暖かい(夏は涼しい)家になるわけですね。
空気を循環させるために、我が家では家じゅうの室内ドアはほぼ開けっ放しです。
我が家の室内ドアはすべて引き戸なので、常に開けっ放しの状態でも邪魔になりません。
トイレや浴室などを使用するときだけ閉めるというスタイルです。
引き戸のメリット・デメリットについては、こちらの記事をご参照ください。
我が家にとっては全館空調のために有効な吹き抜けとリビング階段ですが、音が筒抜けになるというデメリットもありますので、我が家のような夫婦2人家族とか、いつも家族の気配を感じていたいというのであれば許容範囲だと思いますが、2世帯家族などでプライバシーの確保をしたいという場合にはおススメできない面もあります。