『地鎮祭』建築などをするに先立ち、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式。
最近では行わない事も多くなっているらしく、我が家も地鎮祭は行いませんでした。
しかし、鎮め物などは必要となるので、我が家は京都市の「城南宮」様へとご祈祷に行って参りました。
その帰りに「鎮め物、御札、御砂」などを頂き、これらは工務店さんに預けておきます。
「御砂」は着工前、建設予定地の四角へ、「鎮め物」は基礎工事の際、基礎の中に埋められ、「御札」は上棟の日に大工さんが棟木へ付けてくれます。
「ご祈祷」は
工務店との契約が済んだら、なるべく早くに済ませておきましょう。
さて、こちらも工務店との契約が済むと、直ぐにショールームへと
行くことになります。
我が家の工務店は「LIXIL」さんと提携していたので、
LIXILのショールームへ行きました。
そうです。これから自分たちが使っていく「建具」、「キッチン」、「トイレ」、「お風呂場」などの
形や色を選びに行きます。
これは、行く前からワクワクしていたのですが、行ってみて
やはり楽しかったです。
「これから自分たちの家を作っていく」という
実感がもてますよ。
さて、LIXILのスタッフのお姉さんが丁寧に説明をしながら案内してくれます。
まずはキッチンです。
我が家は「ASシリーズ」というラインが
標準だったので、その中で「色やワークトップの高さ、取手」などを決めていきます。
「色」や「取手の形」は家の雰囲気に合わせて選んだらよいかと思います。
ちなみに、我が家はナチュラルテイストにしたかったので、薄い木目調のチョイスにしました。
さて、ここで特に重要なのが、ワークトップの高さです。
こちらでは、スリッパを貸して頂けるので、
家で調理することをイメージして慎重に高さを
決める必要があります。
大体の物が800mm、850mm、900mm、950mmの「50mm単位、4種類(950mmは無い場合も)」の中から選択出来ると思うので、奥さんがスリッパを履いた状態で使いやすい高さをオーダーします。
我が家は850mmにしました。
「取手の形」や「キッチンの壁の装飾」も他との相性を見ながら選んでいけますよ。
続いて「お風呂場」です。
こちらはキッチン同様、結構たくさん決める事があります。
「風呂場内の壁色、床色、浴槽の形、色、鏡、諸々の取り付け位置などなど」
先ず始めに、浴槽の形や色を現物を色々と見て確認し、
いくつか候補を決めた上で簡単なシュミレーションを行います。
お風呂場のシュミレーションはこの小型模型を使って行います。
なかなか可愛い模型なんですが、きちんと雰囲気も解っていいですね。
ちなみに、現在の我が家のお風呂場です。
写真には写っていませんが、我が家はお風呂場のドアのみオプション変更を致しました。
標準が「折れ戸」だったのを「開き戸」へと変更致しました。
確か2万円ほどの追加料金だったと思います。参考まで。
※次にトイレの便器を決めましたが、こちらは標準でそのままお願いをしたので、
決めたのは便器の色だけです。
さて、個人的に一番楽しかったのが、建具の選択です。
以下の写真を見て頂けると可愛さが伝わるかな。と思うのですが、
我が家は工務店さんに「オプション」という形で、
全ての建具を標準のものから「ファミリーライン パレットシリーズ」へと変更をお願いしました。
それがこちら
ちょっとアンティークがかったシャビー調な扉です。
住み始めた今でも、このオプションには大満足しております。
以下、現在の我が家のリビング扉です。
我が家はアクセントカラーとしてブルーのドアを選択しました。
ここまで全て決めるのに3時間近くは滞在したかもしれません。
やはり「色」はこれから住んでいく上で
十分に考えて決める必要があるので、シュミレーションはじっくりと行う必要があります。
皆様もショールームへ行く際は予めのイメージをもって行かれると良いと思いますよ。