クラッソーネさんで連載させていただいた記事も今回で最終回です。
最後はやはり、完成、そして、引き渡しのときの様子を書きたいと思います。
引き渡しの日には、契約前から工事終わるまでずっと担当していただいた営業さんと、建築現場を監督していただいた監督さんが来てくれました。
まずは、家のカギの開閉式です。
今まで工事中にも職人さんが何度もカギを使っているのですが、
工事中に使われていたカギは、新品のカギを使うことで使えなくなる仕組みになっています。
このカギを差し込んだ時から、この家は我が家になります。
最初の開閉式は、娘と一緒に。
その後、勝手口もあるんですよ~ということで、そちらは嫁に開閉をお願いしました。
そして、引き渡されてからは初めて家に入ります。
工事期間中に何度も入って入るのですが、それでもなんだか、
「ついに我が家になったのか」
と、思うものがあります。
自分たち家族が先に入り、その後で営業さんと監督さんが入ってこられましたが、そのときに。
小声で後ろから、
「おじゃましま~す。」
そう言って入ってきていただいた心遣いが嬉しかったですね。
監督さんにとってすれば、今まで何度と無く入って、点検チェックしてきた家だと思います。
この時で完成を迎えて引き渡しを行うことに対して、
これからは代わりによろしくね。
と言っているような気がしました。
家に入ってからは、完成前に自分でチェックしたところをどう補修したかを教えてもらって、色々な説明を受けて
引き渡しは完了しました。
営業さんは「家は完成しましたが、生活はこれから始まりますからね。これからもよろしくお願いします。」
と言っていただきました。
ハウスメーカーとして家を作って、
はい。おしまい。
ではなく、今後の不具合、メンテンナンスなど、家を使っていく上で、まだ関わらせていただければという思いをいただきました。
やっぱり大きな買い物ですので、引き渡しを受けただけでは不安です。
一条工務店は24時間サポートがついており、なにか困ったことがあれば相談できる体制になっています。
やはり今まで一緒に家を作ってきていただいた営業さんにそう言ってもらえると安心したことを覚えています。
引き渡しを受けて数日後。引っ越しを実施。
慣れないながらも生活を始めてからもう5年の月日が流れました。
高気密高断熱住宅の恩恵を受けつつ、中には不具合もありましたが、今でも快適に過ごさせていただいております。
今回クラッソーネさんでの記事はこれで最後になりますが、引き渡しを受けてからの失敗。住心地、経年による劣化の状況なども
なども引き続き紹介しておりますので、もしよろしければ、そちらもご覧いただければと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございます。
これから家造りをされる方に少しでも参考になったと思っていただければ幸いです。
それでは(^o^)/